大須賀山(その2) 登ってみました 大須賀山の続き。 あれから、ページを更新しないまま1年経ってしまったが、前頁の大須賀山の入り口まで行ったその約2週間後(2006年6月)に、登ってみた。 上はその入り口。なんとなく陰気臭い感じで、怖い。タイムトンネルのような気もする。ぬるぬるした土の上り坂。距離は短い。あっと言う間に、下の場所に出る。 この日、晴れているのに、ここは常緑樹に覆われていて、暗い。木漏れ日さえもない。ご覧のように、前方に石段があり、そこを登ると首塚である。早いところとっとと登って帰りたいような場所だ。 本来は、同行者がいたのだが、所要の為に来られなくなり、単独行になった。行程は短いけれど、一人で行くのは心細かった。案の定だ。なんとなく不気味。 これが首塚。ここが大須賀山の山頂である。山頂といっても、周囲の樹木のほうが標高よりも圧倒的に高いので、山のてっぺんにいるという感じではない。もちろん見晴らしはまったく無い。この周辺には霊気が漂っているような気がする。ま、でも、こ柔らかな木漏れ日が多少あり、少し安堵。写真を撮って、下山する。前出の「首塚」と書かれた看板から僅か数分の登りなのに、物凄い山奥にいるような雰囲気になれる。 下山するときの写真。周囲の木々は1本の幹が多くの幹に分かれ更に多くの枝葉に分かれて、密林のようになっている。かつては、この辺りが直接東京湾に面していた、海岸の林がそのまま残ったもので、貴重な木々なのである。下山路(登山路と同じ)は、右の写真のようにトンネルの出口のようになっている。 (2006/10/22) 写真は、2006年6月に撮影。 >>> 大須貨山(1) >>> 「浜田川を遡る旅」に戻る |