B級グルメ伝説【内陸篇】
B級ナレド味ハ日本一!
ベイタウン旅行倶楽部
房総INDEX
広告ュグラフィックョのクリエイター、ミュージシャン、サイクリストなど色々な顔を持つNackyが皆さんにこっそり教えるB級グルメ情報。


思いのほかこのシリーズ(って大袈裟なもんでもないが)が好評なので、すっかり調子づいて待望(?)の続編といこう!
前々回【内房篇】、前回【外房篇・その1】と書いてみたが、実は両方とも全然紹介し切れていない。どこを書いて、どこを書き忘れているか、精査するのも面倒^^;なので、今回は【房総の内陸篇】かな。房総の内陸といっても、千葉市や市原市から、南房のほうまで何処を内陸というのかなんて決まりは無いので、何となく海沿いじゃないってユルい決まりだけで勘弁してくれ。そういう意味では、前々回で紹介した久留里の焼そば専門店「志保沢」や、牛久にある神のホルモン焼き「玉屋」も“内陸”と言えるだろう。ああ、なんちゅー行き当たりばったりな企画。

【くみあげ生ゆば・ゆば喜】
市原〜勝浦を駆け抜けるR297号の大多喜付近にある、生ゆば製造即売の店「ゆば喜」。「なぜ大多喜でゆば?」なんてそんな細かいことは気にするなブラザー。作り立てのゆばって本当に美味い。色々な種類の大豆を使っているのだが、個人的にはほんのり緑のヤツと灰色のヤツが好きだ。できたての豆腐(激ウマ!)もその場で食べられるので、御宿や勝浦方面に海水浴にでも行く際に、ちょっと寄って食べてくってのもナイスだベイビー。


Photo: 秋の長狭街道


【壮絶ロケーションのイタリアン・ジェノバ】
内房の保田から外房の鴨川に抜ける、通称長狭街道を走っていると、山の中に場違いなイタリアントリコロールの看板があり、それを辿っていくと車1台がやっとなトンでもない山道となる。ぐねぐねガタガタと山を登り続けると「がんばれ!」「あと少し!」みたいな看板がいくつもあり、やっと辿り着くとそこには小さなレストラン「ジェノバ」が。しかも山頂なのになぜか意味不明な船もある。まるで人んち感覚なので「おじゃましま〜す」と入っていくと、人の良さそうな夫婦がイタリアンを手作りしている。生ハムや野菜自家製でしっかり美味い。料理は、全体的に気配りが行き届いた素朴な家庭の味っぽいのだが、確実に美味しい。バイクで行くのも楽しいぞ。


【うなぎの有名店・八幡屋】
茂原街道沿いにあるこの「八幡屋」は、なんだかいつ行っても混んでいる。昼前11時とか、午後4時とか、ヘンな時間に行ってもだ。それだけ地元に愛されている証しか。県外ナンバーのバイクも多い。ウンチクが記されたうなぎは確実に美味い。千葉では成田にもうなぎの名店が多いが、自宅から比較的気軽に行けるって点ではこっちかな。

【そば・きたこま】
上記の八幡屋をもう少し茂原方面に向かうとある蕎麦屋。実はこの「きたこま」には入ったことが無い。というのも、地元に「せんげん蕎麦」「ふじ竹」という美味い蕎麦屋があるから。しかし、この「きたこま」も各方面から評価が高いので、是非行ってみたい。しかし、あの近辺を通る時って、大体満腹状態かハンパな時間か夜遅くだったりするんだよね〜。

【とんかつ・有家】
まず、大多喜の町並みが良い。「房総の小江戸」と呼ばれるだけあって、旧い町並みの景観を留める努力をしているので、散策も楽しい。そんな旧い町並みの中心部にあるトンカツ屋「有家」は、店主が精肉店出身なだけあり、かなり美味い。リンゴやらアーモンドやらが入った変わり種トンカツも美味いらしいけど、ここのウリは3種あるオリジナルの手作りソース。3種とも絶品の香ばしさなので、これを少しずつかけて食べるとサイコー。

【イタリアン・キャンティ】
この「キャンティ」は、広く紹介してみんなに行ってもらわないと、今にも潰れてしまうんじゃないかと心配になるほど、いつも誰もお客さんが居ないのだ。場所は「生命の森リゾート・長柄ふる里むら」の坂を下りるか、茂原街道から誉田方面に曲がって坂を上るかどっちかの、つまり山の中。「ふる里むら」には、世界からトップアスリートが調整に訪れる施設があり、どうやらそうしたアスリート達が店に来るらしく、選手達のサインが壁に書かれている。立地はウルトラ寂しく、前述の通りいつ行っても閑古鳥なので、思わず引いてしまうが、居心地は悪くない、つか良い。料理は平均点だと思うが、確実にゆっくりできるのと、自分にとっては結婚前から思い出が詰まっているので、銚子電鉄のごとく是非ネバーギブアップで残ってもらいたい。

【窯焼きパン・酪】
千葉県民であれば、メジャーな観光地の養老渓谷は1回ぐらいは行ったことがあると思うが、バイクが趣味の自分にとっては、おそらくフツーの千葉県民の一生分ぐらいは行っているのではないか。ところが、ぶっちゃけ養老渓谷界隈は寂しい。なんだか一句詠みたくなってしまうほどなのだ。プラレールのような養老渓谷駅から徒歩で10分ぐらい、細い脇道を入ったところにある「」は、最近多い田舎の拘りパン屋。実は売り切れ御免なので、メイン商品を食べたことが無いのだが、焼き菓子系は充分過ぎるほど美味しいので、今度は是非パンを買ってみたい。また、隣にレストランが併設してあり、かなり雰囲気が良いので、今後パンと併せてレポートしてみたい。

しつこいようだけど、上記は全て個人の味覚と感覚で結構ランダムにチョイスしているので、そこんとこ宜しくです。自慢できるほど食べ歩いているワケでもないので、偶然立ち寄ったお店とか、佇まいが妙に気になった店をチョイスしてるので、「なんでこの店が入ってないんだ!」みたいなクレームは受け付けません。悪しからず・・・。


2009/7/10 Nacky
http://blogs.myspace.com/nackys




Nackyさんについて(Mixiから自己紹介)

趣味は“楽器とバイク”という、昭和の不良高校生のようなジジィです。休日はバイクor自転車に乗るかイジるか、野外ライブをするしか過ごし方を知りません。よって、雨の休日は廃人です。

 とにかく2つの車輪しかない不安定な乗り物が大好き。モーターサイクルやMTBでムチャ走りをしての生キズが絶えません。また、ギターやベース、ピアノなどの楽器を与えると制止されるまで弾き続け、自作のヘンテコな曲をその場で作りながら歌い続けます。ロックやファンク、ジャジィな曲やクラブ調もOK!ジジィはジジィでも、スーパージジィを目指して日夜努力中。若い女性からはモテないが、オバちゃんやガキんちょ、オカマに対してはいつも爆発的なパワーを発揮します。家庭や仲間うちでの呼び名は「人間に最も近いサル」。

※僕等のバンド「Blue Color Union」では、女性ボーカリストとドラムorパーカッション(男女問わず)を募集中!ボーカルは、僕のオリジナル曲(日本語詞&英詞)を、ご自分の解釈で表現できる、ウィスパーからパワフル&ソウルフルまで歌える音楽性の幅広い方を希望します。もちろんオリジナル曲の持ち込みもOK!ばっちりアレンジします。ドラムはパワーよりもグルーヴを大切にできる方がいいなあ。(ライブ活動は頻繁です)

 仕事では長年関わっていたHonda F1の仕事を辞し、イタリア車の広告制作を経て、現在は港区の某広告代理店のクリエイティブディレクター。なんだか偉そうに聞こえるが、要は宣伝を作る上での何でも屋さんです。元来クルマ/バイク/レースのスペシャリストですが、今はなぜか女性下着のスペシャリスト。ご面倒な広告制作の仕事、よろず引き受けますのでご指名ください。
 


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