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富津公園(その2・夕刻にぶらり)
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野暮用で実家(木更津)へ行く。着いたときには土砂降り。しかも、雷まで鳴っていた。最悪。夕刻、たいくつだったので小雨の中、散歩がてら高蔵寺へ。大きなイチョウの木があって、その下にギンナンがたくさん落ちているからと、老母がねだるので連れていった。残念ながらギンナンはまだ木になっている状態。ひとつも落ちていない。

高蔵寺は山奥にある立派な寺で、さすがに小雨の降る夕刻、誰もいなくて静かだった。

それから、実家に母を置き、私はちょっと暇つぶしに富津岬へ。木更津から近いのに、ここ1年はあまり行ってなかった。国道16号を走るとどんどん暗くなっていった。いつの間にかもう5時近くなっていた。雨はやんでいた。青堀の漁港のところに巨大なクレーンが見えた。東京港臨海大橋の巨大な橋梁を組み立てる為のクレーンである。なんと250m(くらい)の凄いスケールなのだ。それを設置される若洲(新木場の突端)に巨大クレーン船、何隻かで運ぶのだそうだ。富津方面に行かれる方は必見です。

さて、富津岬に到着。展望台に昇り、暮れなずむ東京湾を眺める。気分がいい。ここ、昔から好きな場所なのだ。時々一人で海に来るのは必要なことだ。


到着したときにはほの暗くなっていた。新日鉄君津製鉄所の灯りがもう点灯していた。中央、やや左のほうに溶鉱炉が見える。
製鉄業は現在、活況があるわけではないので、心なしか寂しく見える。気のせいかもしれないけれど。


展望台からの景色。雲っているので、向こう側(東京湾の対岸)の風景は久里浜周辺が辛うじて見えるだけ。横浜方面は靄っていた。まして富士山は見えず。

富津岬に来て富士山が見えないのは寂しい。

今週は殆ど雨が降っていた。週末(今日)も土砂降り。でも、夕刻になってやっと晴れ間が出た。太陽は雲の中に隠れている。


もうかなり暗くなってきている。
釣り人は最後のひとがんばりか。

向こうに見えるのは第一海堡。東京湾には3つの海堡がある。

ずっと前に一度だけ第一海保と第二海保に行ったことがある。ちょっと自慢。


今日は曇りで残念だったけれど、洛陽の富津岬も素晴らしいし、月夜の富津岬もいいですよ。
ああ、また夜釣りに行きたいな。


小糸川河口。
この風景って、心に染みるのだ。
左のほうに新日鉄の大和田団地がある。
あの内田裕也の「十階のモスキート」のロケが行われた団地だ。
映画が封切りになったときにいち早くそれを見つけてそこに当時住んでいた友人に教えたのは私。(笑)


青堀漁港の向こう側に巨大クレーンが・・・。

撮影ポイントを見つけにうろうろしたけれど、なかなかいい場所が無い。立ち入り禁止を侵せばなんとかなるかもしれないけれど、一応法律を遵守するってことで。(苦笑)

それにしても、このページは暗い写真ばっかりですみません。(ぺこり!)


青堀漁港の近辺からの製鉄所。煙がたなびいているのは溶鉱炉。手前は入り江のようになっている。

ほかの写真に比べてやや明るいのは、富津岬の展望台に行く前に撮ったからだ。(ちょうど雨が上がったとき)

*青堀漁港は、地図で調べたら「小糸川漁港」でした。以前からそうだったのかなあ。


道路が空いていれば木更津から富津岬までは約30分。
夕刻からぶらっとするのにいいドライブコースだ。夕刻からだと、反対方向の渋滞を尻目に楽々行けてしまう。

晴れた日にはイーグルスを聴きながら走るのがいい。
(アーバンなものだとあまりマッチしないような気がする。)

2009/10/3 Zaki

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