ベイタウン旅行倶楽部
朝の海土有木駅
小湊鉄道の駅は時々思いついたように、例えば木更津へ行くときにちょっと寄ったりする。でも、朝の時間帯に訪れたのは初めて。


2014年9月15日。月曜日。敬老の日。
午前9時38分の海土有木(あまありき)駅。

ウッディで可愛らしい佇まい。

同駅は、五井から2つめ。最初の駅は上総村上駅。その次の駅だ。もうひとつ下ると、上総三又駅となる。



あと10分以内に上下線の列車が到着するというのに、誰もいない静かな駅。



黒い鶏(?)もひょこひょこ歩く長閑なところ。



駅舎からの風景。
窓枠がアルミサッシじゃないのがとてもいい。
修理となると大変だろうな。
貴重な建築物っすよね。

中央、やや左寄りに見える小さな建物はトイレ。
利用したことは無いけれど、臭そうな気がする。(笑)
でも、この辺りには店もないし、やはり貴重な存在だと思う。



改札を抜けて、振り返ると。

殆ど金属部分が無い。
改札のところにあるゲートの部分だって木製だ。



上り線のホームへは木製の階段を昇る。
枕木を利用しているのだろうね。



上り線方面(上総村上方面)を眺める。
この方角を観ると、たくさん家が並んでいるように見える。
だが、周囲ほ殆ど田んぼ。



下り線のホームへは、構内の踏切を渡る。



遮断機は無い。
警報機もそれほど大きな音を立てるわけではない。



警報機。
ひらがな表記がいいね。



下り線ホーム。



とてもいい雰囲気。



下り線のホームから上り線のホーム、そして駅舎を眺める。



下りの方向。
ここから一気に田舎度が加速する。



この雰囲気がたまらない。
完全な手書きだよね。。



そろそろ列車が来るので、駅構内から立ち去り、別の場所に移動。
9時46分発の上下線。
上りホームに若い男性が1名だけ列車を待っていた。

手前の線路は引き込み線。
長い間使われていないようだ。

枕木は当たり前だが、木製。他の路線ではもう殆どコンクリート製なんだけどね。



下り列車がやってきた。
2両編成。

このツートンの車両を観ると胸が高鳴る。
可愛い奴。



上り列車は既に駅で待機中。



上下同時に発車する。



上り線の列車も2両編成だった。



上り線が去ってゆく。

ガタンゴトンという音が段々小さくなる。



再び静寂の戻る海土有木駅。



もうちょい引いて撮る。(広角で)

一番右の線路が引き込み線。
かつて、トタンの建物から荷物を積み下ろししたのではないか。

その右にとぼとぼ歩く人を発見。
先ほどの列車から降りた人だろうね。

この数キロメートル四方には、私とこの人しかいない感じ。

2014.9.15
しばざ記 1543 より

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