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ベイタウン旅行倶楽部 特別企画
行き止まりの街 幕張本郷の考察


京葉道路の幕張IC(インターチェンジ)や、国道14号線の幹線道路や、JR総武線、京成線、という電車などが複雑に交差する交通の要所であり、幕張新都心の表玄関として、新興の街・幕張本郷は、目覚しく発展してきた。現在もどんどん大型マンションの建設が進んでいる活気ある街なのだ。一方、 高速道路が斜めに街を横切り、電車がズラリと並ぶ車線区(車両置き場)のあるだだっ広い線路(JRの敷地)が南北を分断し、交通の要所でありながら、街の暮らしにおいて、その2つの交通路が街の交通路の障害になっている。しかし、それだけではなかった。なんとこの街の主要道路は、周辺へ繋がるべく本来の役目を果たしていない。地形のせいか、行政のせいか、それともまだまだ発展途上なのか。幕張本郷は、行き止まりの道路の宝庫だったのだ。
(以上、序文)  2005/9/20


広々としていて、都会的な幕張本郷駅ロータリー。幕張新都心への玄関口でもある。





地元民はそれほど深刻には考えていない?
でも、行き止まりの道が多い!

駅周辺は、割合都会的な景観である。大きなビルもあるし、幕張新都心へ向かう連結バスがひっきりなしに走っていて、大きなターミナル駅といった様相である。住宅地も比較的新しい街なので、小奇麗に見える。広い道と、ゆったりとした感じの住宅やマンション。ところが、ちょっと行くと、行き止まり。あるいは、ちょっと行くと急激に田舎の風景。それが幕張本郷である。

幕張本郷は、正式には千葉市花見川区になる。特徴としては、高台であり、お隣の幕張町とは少々雰囲気が異なる。下の地図のピンクの部分(ほぼ正方形)が幕張本郷という地名であるが、この部分が周囲より高台になっているのだ。それは、幕張新都心方向から免許センターの脇を通り、東関東自動車道をまたぐ陸橋を越える道を走ると立体感が分かるし、浜田の交差点から14号線のマクドナルドに突き当たる道を走っても、その背後に小高い山がそびえているので、幕張本郷の一帯は、かつては山であったことが分かる。山といっても、下総台地の端っこという表現のほうが正しいと思う。おそらくこの辺りの海岸線としては、幕張町辺りが砂浜で、幕張本郷の辺りは、崖っぷちだったのではないだろうか。 


線路を跨ぐ大きな陸橋を降りたところから幕張新都心方向を望む。朝晩にはかなりの交通量になる。 陸橋の真ん中辺りにある幕張本郷の駅入り口。線路の北東側に暮らしている人はここから陸橋の上をかなり歩いて地上に降りる。


<左>陸橋の上から大久保方向を眺める。これだけ広い道なのに、数百メートル行ったところで行き止まり。実際には細い道になる。 <右>駅の入り口を別アングルで。とにかく殺風景で、夏の暑さ、冬の寒さがキツそうなアプローチだ。

それから、幕張本郷の北東部以降は浜田川の上流が流れ、その向こう側の大久保、実籾といった高台の間の谷の部分で、幕張本郷側から見るとかなりの高度差がある。即ち、台地の3方向が崖になっているのだ。もう一方向は、習志野市との境界で、こちらは高度差が無いかわりに、昔ながらの広々とした畑があって、交通が遮断されている。即ち、幕張本郷はギアナ高地のように、テーブル型の台地のように、周囲から隔絶されているのだ。加えてだだっ広いJRの車両置き場はあるし、高速道路が斜めに走っているので、一般道路はあらゆるところで寸断されている。

例えば、線路を行き来する道路は陸橋なのだが、幕張本郷駅・駅舎が隣接するメインの道路以外にはあと1本千葉寄りの陸橋しかまともな道路は無い。習志野市側の陸橋は軽自動車がやっと走れるくらいの貧弱なもので、そこへのアプローチも農道なので、日常のルートにはなりえない。京葉高速も厄介で、その下をくぐるか、その上を跨ぐかで、数が限られている。つまり、この周辺の道路は行き止まりが多いのだ。

いったい幕張本郷には、どのくらいの行き止まりの箇所があるのか。調べたことはないが、幕張本郷から、新都心方向へ繋がる大きな道を除くその他の道路(片側1車線)を走った経験上から、相当数の行き止まり箇所があるに違いない。ヤフーのマップを見ると、一目瞭然。下の地図がそうである。

しかし、そんなこと言っても、海沿いの街や大きな川沿いの街だって行き止まりが多いじゃないか、とご指摘の御仁もいらっしゃるかもしれない。確かにそうなのだが、通常、行き止まりの道は主要道路でない場合が多い。行き止まりなるような道をわざわざ立派にすることはないからだ。あるいは、海や川に突き当たっても、そこから同等の広さを持つ道が左右にあり、あるいは約90度折れつつも繋がっていたりするものだ。従って、このページで取り上げる「行き止まり」の定義としては、突き当たると、本当にまったく道が無くなるもの、あるいはT字路になっているものの、左右の道が極端に細くなってしまうものとする。その観点からいくつかの「行き止まり」をピックアップしてみた。


地図はヤフーのものを流用しました。


▼ 行き止まりマップ解説 ▼
    >>>陸橋の解説はこちら


行き止まり
駅のロータリーから出発している割合広い道なのに、緩いカーブをして、その先は、なんと畑にぶち当たる。えらく牧歌的な景色に出会えてほっとする反面。かなり悔しい思いも同時に込み上げてくる。約700mしかない道路なのだ。また、この先の畑は、習志野市。用地買収が難しいのか、それとも習志野市なんかの為に道路を延長なんかしないもんね、という千葉市の意地悪なのか、とにかく、ここでスパッと道が消えるのである。


行き止まり
パチンコ屋とか飲み屋とかが並ぶ、本来なら、いわゆる目抜き通りといってもいいのに、あっと言う間に終点。その先は広大な畑が寡黙にただただ横たわっているのだ。方角的に津田沼方面だからといって、この道を抜け道にと、期待して、入り込むドライバーが多い。実際には津田沼方面に行く道はずっと北上してから、という手と、一旦14号まで南下するかのどちらかしかない。夜、酔っ払いが立ちションするのをよく見かける場所でもある。(知人談)


典型的な行き止まり。正面にはガードレールと、ダメ押しの(笑)整形外科の看板が立ち塞がっている。その向こうは広大な畑。更にそのずっと先に津田沼の大きなマンションなどが見える。夜に見ると、まるで有明海の漁火のようでもある。

左の写真の反対方向から撮った写真。つまり、畑の中から撮影したのである。手前はネギ畑。その向こう側に幕張本郷の駅周辺のビルが林立する。ネギとマンションはよく似合う。(?)
地図(A)


行き止まり
この道もかなり期待を持たせる幹線道路なのに、あっけなく終点を迎える。ただ、右折して、狭い道をくねくね北上すると大久保の駅の近くに抜けられる。但し、初心者向きではない。なんだかんだいって、えらい交通量である。中には絶対に譲らない対向車もいるから、バックして民家の塀にぶつかってモメている光景もしばしば目にするそうだ。(知人談)


行き止まり
幕張新都心のほうから幕張本郷へ向かう一番オーソドックスな道といえば、運転免許センターの前の広い道をひたすら北上するのだが、幕張本郷を過ぎ、陸橋を降りてゆくといきなりT字路にぶつかり、そして、その先で道は消える。あんなに広い道路が大したことない道路に優先権を譲り消滅するのはショックが大きい。今でこそナビがあるけど、かつて勘を頼りに走っていたタクシーはこの辺りで必ずといってよいほど道に迷っていた。


行き止まり
このT字路の衝撃は大きい。花咲や大久保に抜ける道として、(3)や(4)の行き止まりを迂回して、やっと行けそうだと思ったところで、このT字路にぶち当たる。(3)の方面から来た場合、カーブして方向音痴になっているので、元の道(リブレ京成の前の道)に戻ってしまうことも多々あり。


行き止まり
線路にぶち当たるケース。この近辺に多いパターン。しかも、たくさんの電車がとまっている思い切り広いJRの敷地を前に思わずたじたじになってしまう。そういう場合にはひっきりなしに走ってくる総武線の快速電車や成田エクスプレスを見ながら、タバコでも吸ってみよう。おっと、千葉市の条例では市街地での喫煙は禁止なのである。ん?ここは市街地??


行き止まり
これも線路にぶち当たるパターン。(6)と同じである。これらも道以外にも線路にぶち当たり、左右のどちらかに行かざるをえない道はこの近辺で当たり前なのだが、この道に限って言えば、割りと広めの道で、使えそうな雰囲気を醸し出しておきながら、あっさり線路の前で手も足も出ないというだらしないT字路なのである。


だだっ広いJRの敷地。車両基地に駅がオマケでついているという感じだ。そこにとまっている電車たちは、幕張本郷の主といっても過言ではない。これだけ広いと、この左右の住民の往来はスムーズではなくなってしまうのは当然だ。中途半端な広さじゃないから、諦めもつきやすい。恋人同士だったら近くても遠距離恋愛になってしまうので、左右に分かれて暮らすのはやめよう。正面の向こうにある壁のようなものが、京葉道路。JRの敷地と高速道路の交差する近辺の閉塞感もなかなか棄て難い。(7)の地点はこの写真の右上部の辺りだ。


行き止まり
(5)のT字路をうっかりこちらに来た場合に、完全にどこにいるのか分からなくしてしまうのがこのT字路。どこに行っても行き止まりなのか、とつくづく幕張本郷の恐ろしさを十分体験できる基本的なコースなのである。

(8)の辺りではないが、写真のように、まるで冷戦時代のドイツのように東西、いや、南東と北西を分断している大きな壁が至るところにある。万里の長城のようでもある。道はここに突き当たると嫌でも左右のどちらかに曲らなくてはならない。このように、高速道路沿いにかつての管理用道路があるのが特徴である。

撮影ポイントは地図


行き止まり
ここほど豪快に行き止まりになる場所も珍しい。本当にいきなり行き止まりなのだ。広い道が、すぱっと無くなっているので、却って気持ちいい。挙句の果てには、その行き止まりを利用して、数台のクルマが駐車場代わりにしている。しかし、誰も迷惑はしていないだろう。道路の向こう側には木々があり、その向こうは崖になっていて、遥か下のほうはまるで別世界のようになっている。突き当たりに向かって左側は景色が開けていて見晴らしがいいが、明らかに幕張本郷と異質な風景である。兄弟のようでありながら、決して仲良くない幕張本郷と幕張町の臨界点がここである。



行き止まり
この道はかなり期待を持たせておきながら、90度の方向転換を強いられる。かなりずるい。大抵の場合、直進したいか、あるいは逆の90度方向に行きたい場合が多いのだ。ただ、幕張新都心方向から絶対に幕張本郷の駅の近くを通らないで線路の向こう側(北東側)に行きたいというときには通過点として勘弁できる。

行き止まり
幕張本郷の中ではメインストリートと言っても差し支えないほどの道なのに、その終焉はあっけない。見事に行き止まりで、しかも、そこから左右に分かれる道は極端に細くなってしまう。左方向(南東方向)に行くと子守り神社の傍を通って、旧14号に出られるが、運転未熟者だと少々つらい。一方通行でもないので、前からクルマが来ようものなら、アドレナリンが思い切り噴出してきて、思わず叫びたくなってしまうのである。それにしても、都会的な雰囲気のこの道の両端が行き止まりというのも私が知っている限り15年くらいこの状態なので、なんとかしてほしいと願っている住民も多いに違いない。
幕張本郷への裏道ルート
写真は、リニューアルした小守神社。この手前の鳥居の前を左に折れ、くねくねした道を少し走ると、(11)の道路に出る。14号を跨ぐ陸橋からのアプローチが嫌いな御仁には、静かで穏やかな気持ちにさせてくれるこの道をお薦めしたいが、道幅が無いので、初心者にはきついかも。サイクリングロードとしは手ごろだろう。但し、幕張本郷に自転車で行くにはどのルートを通ってもそれなりの坂道を登る覚悟が必要である。
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ここまでの結論・・・。つまり幕張本郷は、袋小路なのである。

上の地図は、もっと分かりやすく袋小路の幕張本郷を表した図である。×の記号が代表的な行き止まり場所。つまり、幕張新都心方向から、あるいは14号から幕張本郷に入ってきた場合、大きな通りでそれ以外の出口が無いのである。赤い破線は幕張本郷<k>丁目(k=漢数字)という住所表記になっているところ。即ち、幕張本郷の境界線と行き止まりの箇所がほぼ一致している。他者を寄せ付けないためか、それとも住民のナショナリズムを煽るためか。(笑)
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陸橋がこんなにたくさんある街は、千葉では珍しい。(?)
幕張本郷陸橋マップ(行き止まりマップ兼用)

幕張本郷は行き止まりも多いし、陸橋も多い。それは、高速道路に広い敷地を持つ線路のお陰なのだが、これほど陸橋が多い県内の街は、千葉市の中心部以外に私は知らない。幕張本郷のは、陸橋が無ければ生活が成り立たないくらいに重要な意味合いを持つ。もちろん、船橋や市川辺りの京葉道を跨ぐ陸橋もたくさんあるのだが、街の中心を横切っているのではないから印象は薄い。
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東京方面、千葉方面、幕張新都心方面から幕張本郷へのアプローチは全てここ、といっても過言ではないほど重要なポイント。ラブホ街を抜けて、あるいは旧14号辺りからの細い道を使ってというルートもあるが、邪道である。コジマとヤマダのデンキ屋が対峙するこの陸橋を使って正々堂々と幕張本郷へ入城しようじゃないか!

写真(右)は、その陸橋下の風景。東京方面から14号を走ってくると、唯一幕張本郷駅への標識がここで登場する。また、この街道沿いには、ガソリンスタンド、ヤマダ電機、コジマ電気(反対側)、ドンキホーテ、各種ファミレス、クルマ用品店、などなど様々な店が軒を並べているので、非常に便利である。それから、東京方面からこの陸橋をくぐるといきなり景色がぱーっと広がって、明るくなったような気分になるので、一気に加速してあの世行きになった方々も多いとか。クルマの運転はくれぐれも気をつけよう。
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京葉道路を跨ぐ陸橋。陸橋(1)とほぼ連続して現われるので、それほど起伏は無いものの、幕張本郷の北側へ行くには更に陸橋(3)を越えて行かねばならず、自転車だとかなりの汗をかくことになる。また、この陸橋の袂の辺りはラブホ街もあり、万世でメシを食うという口実だかなんだか分からないが、急ハンドルを切って直角に坂道を降りてゆくクルマも多いので、注意が必要だ。
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幕張本郷のほぼ中央に位置する陸橋の王様。線路の敷地が広いから、やっと頂上まで登ったと思っても、その先がまた異常に長い。ただ、幕張電車区(という名称かどうか知らない)は、色々な電車が野ざらし(笑)でとまっているので、電車マニアには楽しい場所かもしれない。ただ、歩道が狭く、自転車ですれ違うのは困難なので、できれば、自転車は押して渡ってほしい。ま、こんなこと言っても下りで自転車を降りる人なんて皆無なんだけどね。

陸橋直下の駅の屋根。総武線の電車が発車するところ。

駅構内から見た陸橋(3)。陸橋がひたすら長いことが分かる。


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今にも朽ち果てそうな古びた哀愁漂う雰囲気が陸橋マニアにはたまらないかもしれない。狭いので、クルマ通行禁止かと思ったら軽自動車なら通れるようだ。陸橋の下は幕張電車区がまだ続いている。南側は畑。幕張新都心方向を見ると、畑の向こうに超高層ビルが林立していて、味わいのある景観だ。撮影スポットとしてはバツグンにいい。

陸橋の上から東京方面へ走る総武線を見おろす。その向こう側、写真のほぼ中央に見える茶色の屋根(四角い突起物がある)は、幕張本郷の駅舎。そして右上が幕張本郷を都会的に演出している駅前のビル群。

▲ ね、ね、いい雰囲気でしょ?

津田沼方向の写真。線路の北側には結構家々が連なっているのが分かる。それに比べて左側には畑が広がり、家は殆ど建っていない。
<左>レトロな陸橋。向こう側は広々とした畑。農道に繋がる。 <右>京成電車。


▲地図へ
の上を通過する陸橋(3)の押さえとも言うべき役割がこの陸橋である。交通量はそれほど多くないので、うまく利用するといいのだが、行き止まりマップのように、この陸橋に関わる道はいずれも行き止まりというか袋小路になっているので、利用者は限られていると思う。用が無ければ、敢えて走りたくないし、まして自転車や歩行者が歩くスペースもかなり狭いので、危険を冒してまでは利用しないほうがよい。


▲地図へ
歩行者専用道路である。北側は住宅地、南側は大きなお寺がある。そして、そのお寺の向こうが子守神社である。一般的にあまり知られていない道なので、お薦め。特に眼下の幕張車両区(いったい正式名称はなんだ)にとまっている色々な電車を眺めるもよし、お寺の向こうに見える幕張新都心のビルを眺めてもよし、という具合に見晴らしがいい。クルマが通らないという点では最高に良い場所なのである。尚、正確な場所が分からないので、地図へのマーキングは結構いい加減。もう少し千葉寄りかもしれない。
歩行者用の陸橋の袂にあるのがこのお寺。かなり有名なお寺なのか、とにかく立派である。そのお寺の屋根越しにある大きなマンションは、エステシティ海浜幕張。その間には幕張町の住宅密集している。その辺りの道路は昔ながらのもので、狭く曲がりくねっている。
旧市街と新都心の織り成すハーモニー。個人的にはこういう景観は大好きなのである。分かり難いけど、新都心の手前左側のにオリンピックが見える。赤い看板が目印だ。


▲地図へ
存在をうっかり忘れていて、地図上にマーキングしなかった。緑の丸のGの地点の陸橋で、京葉道路を跨ぐ。ただ、京葉道路がこの道のかなり下のほうを走っている為、割合フラットな陸橋である。橋の上から北東方向を見ると、かなり地形が落ち込んでいて、その中心部に高速道路のパーキングエリアを見おろすことが出来る。この近辺に住んでいるいる人は、まずここで渋滞状況を把握してから出かける、という人もいるかもしれない。いなあいかな。それから、京葉道路は幕張ICと武石ICの区間は無料なので、空いているときに利用しない手はない。当然ながらサービスエリアにも無料で入れるわけで、昼メシはいつもここ、という営業マンもいるとかいないとか。



駅の北側(地図F)の周辺は、こんな雰囲気。背の高いカンナに少し哀愁を感じる。なかなか趣のある風景だ。
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幕張本郷のもうひとつの顔
それは・・・ビジネスホテルっぽいラブホ街なのである

幕張本郷から幕張新都心へ行く重要な路線であり、通勤路でもある道に面して、かつてはUFOの形をしていたユニークなラブホテルが建っていた。新都心の手前の文教地区へ行く通学路でもあるこの道を通った方々にとっては、すっかりお馴染みである。また、中世のお城のような形状の昔風のラブホテルもあったり、トレンディなシティホテルのような感じのもあったりと5〜6軒がこの地区に集中する。そう、幕張ICチェンジを出てすぐのところだから、地元の方々でなくとも、京葉道路で千葉方面に来たカップルさん、そうでない人々の目にしっかりと映っている。だから、幕張本郷、もしくは幕張をラブホの街というイメージで捉えている人も多い。東北自動車道の岩槻然り、人形の街と盛んに言ってるわりに、人形よりもラブホのほうが目立っているように、東京から適度に離れたインターチェンジ近辺はラブホの立地条件に適しているのだろう。

だが、この幕張のラブホ街を侮ってはならない。幕張メッセの展示関係者などもビジネスホテルとして利用する格調高い宿泊施設に変遷しているのだ。ま、場合によってはラブホ、あるときはビジネスホテルと目的で使い分けるわけだ。その代表格がファミー。宣伝文句にも「ビジネス」を強調して訴えている。が、どうみてもお城のような建物から出勤してくる様はあんまりかっこいいもんじゃない。特にホテルを出るときに知り合いには会いたくないものだ。


<上>格調高いファミー。幕張在住の方々にも利用者は多い。(出口調査による。うそ。) 地図(A) <右上>MAKUHARI BAYという名のホテル。清涼感のある滝が素晴らしい。 <右下>肉の万世。ここに行ったんだよ、と言い訳に使える絶好の場所にある。 地図(B)


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国道14号線がもたらした文化
国道14号線はシルクロードだった

幕張はその昔、海辺だった。そして東西に走る千葉街道が唯一の交通路だった。東京から千葉方面に行くときは、絶対に通らなくてはならない。だから幕張は昔から栄えた?と、いうとそうではないらしい。昭和の初期の頃は実に寂しいところだったと、あるお年寄りが証言している。千葉街道は重要な道路であったが、幕張近辺は単なる通過点だったらしい。線路でもそうだが、通過点はあまり栄えない。ターミナルになることが繁栄のポイントなのだ。
(まだ幕張の海が綺麗な頃、幕張から稲毛の海岸線は夏の間は海水浴場として賑わっていたという。)

では、今の14号沿いの賑やかさはいつ頃からだろうと考えるに、それはやはり京葉道路が出来て以降、すなわち幕張インターチェンジが出来た頃からだろう。千葉市の中心から東京方面に行く場合は、内陸部が出発点の場合は京葉道路をそのまま走って、幕張には寄るきっかけも無いが、それ以外は国道14号線を幕張まで走ってから、高速に乗る。即ち幕張がターミナルの地点になるわけだ。また、京葉道路が千葉で終わっていた時代、つまり館山道が無かった時代(つい最近のことだ)には、東京方面から木更津、館山方面に向かうクルマの大半が幕張インターで地上に降りていた。

当然ながらそういう地には食事をする場所、休憩をする場所、ガソリンを入れる場所が集中するのである。埋め立てただだっ広い土地なので、たくさんの店舗が競いあっている。西から来たロイホや、東京多摩地区を発祥とするすかいらーく系のファミレスがこぞって出店した。パチンコ屋も多い。最近では、ヤマダ、コジマのデンキ量販店や、ドンキホーテ、オリンピック、イトーヨーカドー、トイザラスの出店でますます活気を帯びてきた。

14号線沿いの人気店舗。
<左>:ハス向かいのヤマダ電機と熾烈な争いをするコジマ。 <右>:カラオケといえば、シダックス。コジマもシダックスも幕張本郷のエリア外ではある。


<左> 旧道と現14号が交差する山を削って誕生したダイヤパレスの大型マンション。
     裏側が幕張本郷の台地でかなり急斜面になっている。
<右> ダイヤパレスのすぐ近くの階段。幕張本郷が台地であることを如実に表している。かなりの急勾配。
   
 地図(D)


<左> 旧道と現14号が分岐するところ。ガソリンスタンドを挟んで左側が旧道。従って、幕張本郷は左側になる。左に写っているのはダイヤパレスの巨大マンション。地図(C)
<右> 旧道に面した中華料理屋のハルピン飯店。ぶよちょん(ベイタウン)をはじめとするかなり熱烈なファンが多い。安くて、うまくて、というところが魅力。お隣は魚屋さん。


ドンキホーテ。以前、検見川方面に2キロくらい行った場所だったが、ここに移転してきてから俄然また周辺が活気づいた。右の写真のように奥の建物はなにかの工場か、あるいは倉庫の跡だろう。それをうまく利用している様子が分かる。

浜田川。旧道の橋の上から上流に向かって撮った写真だ。新都心の幕張メッセの隣をゆったり流れる大きな川もたった1〜2キロ上流に行くだけで、こんなに情緒たっぷりな川になる。

幕張町と幕張本郷の境界はだいたいこの川で分けられている。左側が幕張本郷である。

>>> 浜田川を遡る旅

(更に浜田川を遡るとどうなるか。浜田川のルーツは?)
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若い街ならではのお洒落な建物が多い
スターツとレオパレスが幕張本郷を作った??

幕張本郷は、元々山林と畑が混在するような地域で、お隣の幕張町や谷津のように古くからの町並みが無かったことが、きちんとした計画に基づいた街づくりが出来た一番の要因なのだろう。似たような場所としては、JR新検見川駅の北側(花園の周辺)や、東船橋駅周辺など、探せば随所にある。

幕張本郷の駅周辺の街並みを見てると、どこかで見たような景色である。それは私の個人的な見方だけど、以前住んでいた行徳に似ている。行徳も旧市街が隣接しているが、埋立地にまったく異なるイメージの街並みが突如出現したといった雰囲気だ。もっとも、行徳の新興住宅地も歴史的には圧倒的に幕張本郷よりも古いので、成熟した街並みになってきている。幕張本郷も、旧市街(幕張町)が隣接している点と、もうひとつ似ているのは、スターツやレオパレスなどの、いわゆる新しいタイプのアパートが多いことなのである。

アパートというと、木造のぱっとしたイメージじゃないものを想像するが、スターツとレオパレスは、パステル調の色合いの外観を持ち、また部屋もフローリングをメインとした、いかにも若者向けという雰囲気のアパートを作っている。幕張本郷の住宅街を歩いていると、スターツとかレオパレスのノボリをたくさん見かけるのだ。

この二つの企業が果たした役割は大きい。三井や住友や三菱などの大手の住販・不動産会社だけに任していたら、あの幕張本郷の雰囲気は出なかったはずである。借りやすい金額設定と、若々しい景観を醸し出すビジュアルがあって若年層を取り込むことが出来るのである。若者が住むようになると、自ずと若者をターゲットにした店舗が出来るし、若者の文化も生まれてくる。まだまだ、発展途上にあるが、今後に期待した。大学があり、若者が集まる京成大久保の近辺のように活気が出てくると、より楽しい雰囲気になってくる筈である。

<左> テナント募集中の相場ビル(駅前)。こういったところに色々なビジネスがどんどん産まれてくると、街自体の産業も活気づいてくるんだけどね。 <中>焼肉南山。この辺りでは高級な部類。高めの値段にも味がいいから大人気。ベイタウンからわざわざ食べに行く人も多い。私もまた行きたい!! <右> 上がマンション、下は店舗というありがちな建物。駅周辺に多い。


<左上>リブレ京成。駅の北側の代表的なスーパー。
<上>お洒落な店舗。徐々に個性的な店も増えてきている。
<左>駅郊外。幕張本郷の平均的な景観。広めの直線道路が気持ちいい。
しかし、この道は突き当たりで消滅する行き止まりの道なのだ。


今後に期待
幕張本郷の今後

幕張本郷の役割としては幕張新都心の玄関口である。今年はロッテマリーンズが優勝争いに絡み、盛り上がりも最高潮である。もっとそのあたりのことをアピールできると、幕張本郷の知名度や存在意義が大きくなる。また、新都心就業者の住宅、新都心の文教地区へ通う学生達のアパートやマンションなどの賃貸住宅をもっと充実させるべきである。もちろん東京都心へも比較的近いので、都内への就業者が住む街としても最適である。

冒頭にも書いたように予算不足なのか、道が途中で消えてしまっている場所が多い。是非、隣接した津田沼、大久保、幕張町との行き来がしやすい交通網を確立してほしいものだ。ただ、私の友人(幕張本郷在住17年)は、袋小路だからこそ幕張本郷らしい雰囲気を保っているので、これ以上は発展しないでもよい、と言う。確かにそういう意見もあってよいと思う。どんどん発展することを望む人がいる一方で、この落ち着いた雰囲気が好きだという人も当然多い。それから社会保険事務所などが出来たものの、公共施設が割合少ないと思う。駅周辺にどかーんとでかいコンサートホールなんかあってもいいんじゃないか・・・と思うのだが。

ロータリーを威風堂々走る連結バス。幕張新都心と往復している。

<左> 駅構内のコーヒーショップ。この店が出来たお陰で、ずいぶん便利になった。 <右> JRだけじゃない。目的によって、京成電車は非常に便利である。

幕張新都心] [旧幕張] [幕張周辺(ベイエリア) INDEX
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ここまでご覧頂き有難うございます。
幕張本郷について、本来は掲載しなくてはならない見どころや重要なポイントがあるかもしれません。しかし、時間の関係で一旦終了させてください。また新たな情報が入り次第、追加で掲載させて頂きます。また、行き止まりマップですが、街は日々成長しておりますので、いつの間にか行き止まりではなくなることもあります。あくまでも2005年9月の時点の地図です。
2005/9/20 ベイタウン旅行倶楽部 S
「行き止まりの街、幕張本郷の考察」
2005/9/17〜2005/9/20 取材
取材:田中、ファーストベース、Zaki、にのみや
写真:ベイタウン旅行倶楽部・撮影斑
文  : Zaki(俺達のホームページ
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予めお詫び申し上げます。

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