ベイタウン旅行倶楽部

前回のせんげんそばに続いて、食いしんぼトリオのグルメ紀行。
第4弾は、うまいカレーを求めて、幕張近辺に照準を合わせた。(2006/7/7)



幕張の運転免許センターの前
本格的インド料理のお店 デュワン


前回というのは5月16日だったから、もう1ヶ月半近くも前のことだったのだね。ちょっと間が開きすぎか。うまいカレーでも食いに行こうなんて、ずっと言い続けていたのだが、3人のメンバーが揃うのは久々だった。

日本全国のほぼ90パーセントはカレーが好きなのではないか。私なんか、毎日カレー食え、って言われてもそれほど苦にならないくらいカレーが好きだ。だから、近所のジャイネパールのカレーも4日連続で食べたこともある。

しかし、ジャイネパールはネパール料理店であって、今回我々がターゲットにしたインド料理屋のカレーとはまたちょっとタイプが異なる。ということで、「おいしい」と評判で、しかもヒナ氏が毎日のように通る免許センターの前の「デュワン」行くことになったのだ。

話は前後するが、メインの写真なので、トップにはその「デュワン」のランチを掲載した。
右上の写真は出かける前に集合場所に向かうケリー氏(ちゃん)。うすいピンク色の日傘を差しているいるところが愛らしい。と同時に、生意気。



さて、あっと言う間に到着。ベイタウンからクルマだと10分はかからない。到着時刻は11時40分くらいだったか、まずは店の前で記念写真。お店は二階にあるので、正確に言うならば、一階のダイビングショップの前で写真を撮ったのである。この建物(2階建ての雑居ビル)、免許センターが出来たときに建てられたから、そろそろ古い建物になってるわけで、中途半端な造りがかえって新鮮。今、こういう建物って無いもんね。特に幕張新都心近辺には。

後方では、メニューを眺めつつ階段を昇ろうとしている若い女性2名。むむ、先を越された。混んでたらどうしよう。

それにしても、出発するときにはそれほどではなかったのに、夏の日差しがまぶしい。
気温、急上昇。まあでも、夏はこうじゃなくちゃね。私の場合は、背広着て歩くとき以外は暑いのってさほど苦にならないのだ。夏は暑いのに限る。それに辛いカレーとか熱いラーメンを食べるときは、汗を思い切りだらだらと流しながら食べるほうが絶対いうまいのである。



左の写真は、店内に入って、「さってと、なんにしましょうかねえ。」と微笑むケリー氏。言葉遣いは今どきの若けぇー娘っ子とは違ってお上品だが、「さてとぉ〜!食うぞーっ!」と意気込む心の叫びが伝わってくるのだ。黙っていれば、年増になってからのほうがいい感じの早見優のみたいだ。

折りしも、ちょうどメニューを見ようかという矢先に電話が鳴り、残念ながらあれこれ迷う楽しさがなくなってしまった。セレクトはヒナ氏、ケリー氏にお任せ。一応、ランチの一番高いセット(1200円)になった。チキンはスパイシーとバターの2タイプがあり、3人ともスパイシー。つまり、みんな同じものを頼んだのである。

真ん中の写真は注文してから、すぐに出てきたスープ。辛いけどマイルドな微妙な味。ちょっと口をつけてしまってからの撮影なので、あまりうまそうには見えないか。すまない。奥に漬物と冷たい水があるが、水にはうっすらと柑橘系の味(たぶんレモン)があって好感。ケリー氏が喜んでいた。

右の写真はカウンタ越しに石釜でナンを焼くインド人。ちょっと分かり難いけれど。

そう。この店って、全員インド人だった。驚き。たまたま今日だけかもしれないけど、普通、この手のお店ってマネジャーだかなんだか一人くらい日本人がいるよね。それから、感激したのは、ピザみたいにナンの生地を空中でこねて(延ばして)、それで、独特の石釜で焼く。これって、当たり前のことなのかな。インド料理は好きで以前はよく行ってたけど、厨房の中を覗いたことってあんまり無かったので、ちょっと驚き。

それにしても、以前ここがラーメン屋だったせいもあって、色気が無いね。カウンターの赤い色は中華の色だよ。(笑)

店内に入った頃は空いていたので、比較的早く料理がやってきた。料理の内容は冒頭の写真にあるように、チキンカレーと、割合大ぶりな肉が2つ。サフラワーかなにかで薄味のついたご飯、そしてナンとサラダ。という組み合わせだ。写真は遠近がついているので分かり難いけど、肉もご飯も結構ボリュームがある。

そして、肉、カレーともに結構辛い。当たり前なのだけど、以前ならへっちゃらな私でも、ちょっと辛かったかな。でも、味は抜群にうまかった。肉も柔らかく、適度にジューシーだった。ボリュームといい、味といい、ほぼ満点。更に、ナンが久々に食べたからかもしれないが、最高にうまかった。ヒナ氏が、「そのまま食ってもうまいっ!」って叫んでいたが、確かに。むしろカレーにつけて食べるよりいいかもしれない。「日本人って、もちもちした食感って好きなんだよね。」とはケリー氏。おっしゃる通り。

ところで、斜め上の食いしんぼトリオの写真だけど、インド人の店員に撮ってもらったものであるが、めちゃくちゃシャッターを切るのが下手で、撮る直前に思い切り力が入っているのか、カメラが45度くらいに傾くのである。だから上の写真はテイク5くらい。何度もやり直しさせた。食いしんぼトリオは味にも写真にもうるさいのだ。(笑)

我々が食べ終わる頃には店内はほぼ満員。客層を見ると、もちろん免許センターの前だから、交通違反して面白くもないビデオを見せられる講習会に来ている連中もいるだろうが、案外、この辺りに勤労しているだろう風の方々が多いように思えた。味がいいので、せっかくだから、なんとか店内を改装して中華の雰囲気を一掃してくれると、もっとインドを実感できるので、リピーターのためにも一考してほしいもんだ。

お腹いっぱいになったところで、場所を変えてお茶を飲みに行くことになった。最初から薄々分かっていたけど、1200円のランチには飲み物は付いていないのだ。(スープは付くけど)

右上の写真は、満員になった店内を眺めつつレジに向かうケリー氏。日傘を持っている客はほかにはいない。(笑)



店の入り口でもう一度記念写真。
食いしんぼのくせに記念写真も大好きなのである。(笑)



左の写真は、ちょっとしたミステリー。長靴の怪。片方だけ。それも、妙なところにある。倒れていないのも不思議。(ケリー氏撮影)
その長靴は、右の写真のヒナ氏が立っている近辺に置いてあった。店外に出て最初のミステリー。いや、このほかにはミステリーってないんだけどね。背後は幕張新都心のビル。写真の左手のほうが免許センターである。



結局、前回のルートと同様、またまた不二家でデザートを食べてしまったのだ。私とケリー氏は、チョコ生ケーキ。ヒナ氏は、ホワイトチョコ生ケーキ。しっかり腹いっぱいの上に、更にこのケーキ。はっきり言って食いすぎである。

2006/7/8 Zaki



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・食いしんぼ3人ユニットの新浦安ブライトンホテルでのライブ
ギャラ代わりに、食事が出る、というだけで居ても立ってもいられない3人のライブ。食うことに関しては音楽やるよりも遥かに貪欲なのです。そして、エキサイティングなのです。「生きることは、即ち食うこと。」。なんじゃいそれ。(笑)
・エステシティ海浜幕張のWEBサイト
不二家の真ん前にそびえる大きなマンション。約500戸だという。お隣はイトーヨカ堂。住民によるホームページを開設して約1年。
・俺達のホームページ
なんでもアリのサイト。幕張ベイタウンに住む中年おやじが、音楽、グルメ、旅行などで語り合うというスタイル。バーチャルじゃなく、実を伴う、素晴らしいサイト。食いしんぼトリオももちろん、このサイトに常駐しております。(笑)


 
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