ベイタウン旅行倶楽部

稲毛陸橋 浅間神社、いなげ市民ギャラリー、
稲毛陸橋観光地化計画(?)、トヨタ勝又本社

浅間神社] [稲毛陸橋] [いなげ市民ギャラリー] [千葉トヨタ本社





浅間神社(せんげんじんじゃ)

久しぶりにきちんと晴れたので(5〜6月にまともな晴れはほとんど無かった)、自転車で行ってみた。神社の前(即ち国道14号)を通ることが多いので、朱塗りの鳥居は何度も見ているけれど、境内に立ち入るのは、1〜2年に一度くらいか。



左: 14号に面した大きな鳥居。
右: 14号の反対側にある鳥居。せんげんそばの敷地(?)にある。その向こうはかつての海。



左: 鳥居をくぐって境内に入るとよく手入れされた松林の中の気持ちよい参道がある。ゆるい傾斜がまた心地よい。
右: 振り返ると、14号を挟んだ向こうの鳥居も見え、かつての海からこの小高い丘へ参道が続いていることが分かる。



参道脇にはいくつかのほかの名前の神社がある。大宮神社や八坂神社など。いったいいくつお参りしたらいいんだ、と心配になってしまう。



左: 参道の突き当たりの階段。ここを昇ると、踊り場になっていて、左右に道が分かれ、そして、その上に本殿のある敷地へ行く階段がそれぞれある。ちょっと複雑な造り。
右: 左の写真の階段を昇ったところ(踊り場)の奥にある手洗い場。洞窟のような雰囲気。こういう構造のって珍しいのではないだろうか。


左: 稲毛海岸駅前のベルマークシティなどがよく見える。
右: ここの狛犬さんはどことなく面白い顔立ちをしている。


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いなげ市民ギャラリー
神谷伝兵衛の稲毛別荘

あの浅草の神谷バーとか、電気ブランでお馴染みの神谷伝兵衛の別荘を保存している。全国的にも鉄筋コンクリートの建築物としてはかなり古いのだそうだ。以前から、いっぺん行ってみようと思ってたので、今日それが現実のものとなって嬉しい。というか、なぜもっと早く来なかったのか悔やまれる。こんな素晴らしい遺産が、こんな近くにあったなんて!!!



左: ここが入り口。14号沿い、浅間神社から150mくらい千葉寄りにある。「千葉市民ギャラリーいなげ」とタイトルがなっていて、このページの小見出しと異なるけど、ま、いいか。気にしない、気にしない。
右: 階段を昇ったところにあるベンチ。かつてはこの真下に海があったわけだ。後述するけど、私も幼少の頃稲毛の浜で潮干狩りをしたことがあるのだ。(笑)



左: 鉄製の門もお洒落。まさにアールデコ調。
右: 庭の正面にある可愛いオブジェ。花もきれい。



いや〜、なんと言うんでしょうか。とにかく凄いですね。ロマンですね。アールデコですね。ホテルカルフォルニアでんがな。(違うか)



この付近は、かつては眼下に海が広がり、潮の香りが漂う緑の松林にかこまれた格好のリゾート地であった。この稲毛別荘は・・・。(中略&後略)というようなことがプレート(写真上)に書かれている。

大正6年着工、翌7年竣工ということだ。まさに大正ロマンというわけだ。





左: 建物の中も見学できる。(無料)
右: 庭の向こうには松の間から稲毛海岸の高層マンション群が見えるが、昔は青い大海原が広がっていたのだ。なんとも素晴らしいロケーションである。

ところで、話は一気に下々の話題になってしまうが、この私(筆者)がかつて稲毛の浜で潮干狩りをした写真が出てきたので、ついでにご紹介しよう。って、そんな大げさなもんじゃないけど。



上の写真がそのときに写真。セピア色だけど、本当のセピア色(モノクロ写真の色褪せ)なのである。写真の中央で、なんか見つけたようなそぶりをしているのが私である。左の女性はたぶん母親。右の子どもは私の弟。つまり撮影は父か。

そして、遠く陸地が見えるが、あの辺りが稲毛である。ということは、この潮干狩りをしている辺りは、稲毛海岸の駅辺りか。まあ、そんなところだろう。


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稲毛陸橋
稲毛陸橋を観光地にしよう!!(本当か!?)

このページのメインテーマにした稲毛陸橋。人によってはたいしたことない存在かもしれないし、単なる交通路のひとつかもしれない。しかし、あの高度感、そして、歩車分離の立体設計など、よ〜く見るととても凄い陸橋なのである。是非、観光地として地元の観光協会(そんなのあるのか?)は力を注いでほしい。いや、せめて、どっかのテレビ局がリポートしてくれてもいいじゃないか、あるいは、テレビドラマでちょろっと使ってほしい。ってなわけで、稲毛陸橋観光地化計画なるタイトルをこのページにつけてみた。みんなで稲毛陸橋を絶賛し、名実ともに観光地にしてしまおう。



上の写真は、稲毛陸橋遠景。近くに見えるけど遠景なのだ。高さはどのくらいかというと、右のほうに「ジョリーパスタ」と「サイゼリア」の看板が見えるけど、あれよりもずっと高いことは間違いない。その向こうに見えるビル。あれよりも高いのだ。凄いだろ?そうでもない??

それから、下に横断歩道橋が見えるが、それも稲毛陸橋の一部。立体構造になっている。



もうちょっと近寄ってみると、こんな感じ。たまたま下にクルマが一台も走ってないが、浅間神社のところの交差点が赤になると、この辺りには一台もクルマがいなくなってしまう。ただ、反対側(上り車線)はいつでも混んでいる。



左: 国道14号線の歩道から稲毛陸橋に昇る階段。緑で覆われた崖にへばりついている。
右: 左の階段の上部から見下ろす。国道14号線がはるか下に見える。
ひょっとして、この階段を昇ったのは、ベイタウン住民で、第一号かも。ま、普通利用する機会は無いわな。(笑)



左: 14号の反対側車線のサイゼリアもジョリーパスタの眼下。やや遠くには稲毛海岸の駅の辺りのビル群も見える。とにかく景色がいい。
右: 左の写真の拡大。やや右寄りの高層ビルはベイマークシティ。



左: このアングルもなかなか迫力あるでしょ?
右: このアングルもグー。向こう側の橋の袂は、「PATいなげ」なのだ。今度、PATに来る機会があったらついでに陸橋も渡ってみよう。



国道14号線の上り方向を眺める。写真のほぼ中央辺りに「紳士服のコナカ」が見えるが、その通りを挟んだ反対側に浅間神社がある。つまり、今写真を撮っている場所と浅間神社、稲毛市民ギャラリーは並びなのだ。



左: 渡っている人が見える。ずっと見ていると、結構、人通りはある。自転車に乗って渡る人も多い。
右: 歩道橋のスタート付近。スロープになっているところは、中央に階段両脇に自転車が通れるようになっている。



反対側からのアングル。サイゼリアのお店がおもちゃのように見える。それにしてもこの迫力。レインボーブリッジにもヒケをとらないでしょ?(笑)



ここが稲毛陸橋の最上部。あちら側が稲毛海岸。夕暮れ時にこの道をクルマで走るのが好きだ。車道には自転車と歩行者は入れない。自転車は左側の矢印の方向に進む。



自転車で稲毛海岸方面へ渡るときは、いきなり急降下したと思ったら左へ急カーブ。自転車を押して渡りましょう、なんて看板も無いし、みんな自転車に乗ったままである。結構スリルがある。



さっきの急カーブの下がおじいちゃんと少年が歩いているところ(上の写真)である。こうやってのんび歩いていても、次々に自転車がやってくる。そして自転車は、写真の右のほうに折れて、国道14号線を渡り、どんどん下ってゆくのである。手前の階段は、国道14号線脇から昇ってきた階段と繋がっている。こちら側からも陸橋上の車道に登れる。但し、こちら側には自転車のルートはない。

それにしても、この陸橋、素晴らしいと思うのだが、皆さん、いかがしょうか。この陸橋から約500mくらい千葉寄りに新しい陸橋が出来る予定(現在工事中)であるが、この素晴らしい高度感や、立体の歩車分離式の構造、その他諸々の魅力に比べたら足元にも及ばない。

まだ稲毛陸橋に行ったことのない方は、是非一度ご自分の目で、そして足でその素晴らしさを実感してみてください。



おまけ画像。千葉方向から見る稲毛陸橋。こうして見ると、車道と歩道橋はかなりの高度差があることが分かる。逆に言えば、歩道は、最初、いきなり下るのである。反対方向から渡る場合は、最後に急登が待っている。

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千葉トヨタの本社



この建物を一番最初に見たときには、絶対に「ぎょっ!」と驚いてしまう。私も例外ではなく、宗教の関連施設かと思ってしまった。それぐらい凄い。しかも、千葉県を代表する大企業の本社なのである。えらいっ!立派っ!!



温泉旅館だと言ってもいいほどの旅情が漂う。ベイタウン旅行倶楽部ではかつて何度かこの建物のことをご紹介してきたが、何度眺めても飽きの来ないデザインに、現役で使われているという機能美も加わって、ますます魅力的なのである。因みに、クルマ屋さんであるからして、この建物の中に新車が展示されているのだが、このミスマッチ感も素晴らしいのである。

(2006/6/24)

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