九十九里に行った帰り(夕刻)、九十九里を海岸線に沿ってクルマで南下し、そして、幕張に帰ろうと思ったら、息子が、木更津に寄りたいと言う。木更津には彼のお婆ちゃんが住んでいるが、このところご無沙汰だった。ちょっと遠回りになるが、茂原からだったら木更津まではそれほど遠くもないので、茂原の駅を基点に、西へ進路を取った。
ただ、どこでどう間違えたのか、いつのまにか知らないルートへ。田園と里山が広がる風景の広域農道を走り、そして茂原市郊外の「あじさい屋敷」というところに行ってしまった。期せずして見事なあじさいを見ることができた。上の写真がその「あじさい屋敷」。斜面に数万本のあじさいが咲き乱れている。入園料は大人400円。
実は、先日、妻がこのあじさい屋敷を友人達と訪れている。なんたる偶然。ますで妻の念力で連れてこられたようである。あじさい屋敷は私は初めて。先日までその存在すら知らなかった。茂原の隣の大多喜村にある麻綿原高原もあじさい寺として有名。数年前にやはり家族で訪れている。
http://homepage3.nifty.com/ajisaiyashiki/index.html
(あじさい屋敷のホームページ)
この日は、最初に寄った昭和の森(千葉市緑区)でもあじさいを見ている。
こちらは花菖蒲。あじさいに色合いが似ているけど、雰囲気は全然異なる。当たり前か。
因みに私は、アヤメ、ハナショウブ、カキツバタの区別がつかない。上の写真もハナショウブかどうかは分からない。ま、それは置いておいて、昭和の森は物凄い広いのでお薦め。
「あすみが丘と昭和の森」:http://baytown.dokkoisho.com/chiba2/asumi.htm
パラグライダー。九十九里浜のあちこちに飛んでいた。流行っているようだ。
可愛らしい駅舎の、いすみ鉄道・上総中川駅。入り口には標識も無く、路地の奥にひっそりとあるので、知る人ぞ知る、という感じ。
結局、茂原から睦沢町に出て、それから大多喜町を通り、上総牛久、木更津という遠回りルートをドライブしたことになるが、こうして、見知らぬ駅にも立ち寄れたし、田舎の空気をたっぷり吸えたので案外良かったかもしれない。上総中川駅は道を尋ねるためにクルマを停めたすぐ近くにたまたま出あった駅だった。
上総中川駅からの風景。 1時間に1本のダイヤだから、走っている列車に出会える機会は少ない。
大多喜からは大多喜街道を市原方面に向かう。月崎方面から久留里に抜ける山道も好きなルート。養老渓谷経由でも行ける。大多喜は、2004年に街歩きしている。今回は素通りなので、また少ししたら訪れてみたい。
小湊鉄道の上総牛久駅。この駅と五井駅間は1時間に2〜3本の割合で列車が行き来しているが、上総牛久から養老渓谷方面は1時間に1本になってしまう。
牛久から木更津方面へはだいたい40分くらい。市原(五井)経由の幕張方面は、館山道を使うとだいたい1時間。使わないと、1時間20分くらいだろうか。
2008/6/29 Zaki
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