ベイタウン旅行倶楽部
ビーンズハウス(船橋)




俺達のお店探訪 第??弾
船橋のビーンズハウスの巻

俺達取材班は、最近富に色々な場所に出没しているが、6月4日(金)の夕刻、仕事のついでもあって船橋の「Beans House」という店にお邪魔した。

実は、ここ、俺達のホームページの外部スタッフが経営していて、俺達NETショップのコーナーにも掲載しているので、是非ご覧になってほしい。

外部スタッフというのはどういうものなのか、一口で言えば、サンダーバードのペネロープのような立場である。しかし、別に誰かが助けを求めているわけでも、地球に危機が訪れているとか、そういった緊迫した場面にいつもいるっていうわけではなくて、いわば普段は農場を経営していて、いざとなると、暖炉の中から通信機器が登場してくる、っていうほうが近い。

おっと前置きが長くなってしまった。そろそろ本題に入ろう。さて、せっかくこの店に行ったのであるから、まずはコーヒーを飲んでみる。因みに、試飲もさせて頂けるのも俺達スタッフの特権。ここはあくまでも喫茶店ではなく、コーヒーの焙煎と挽き売りの即ちコーヒー豆販売の店なのである。

試飲は、ご主人の奥方様直々に、たった1杯のために真心を込めていれてもらった。もちろん、挽きたて、しかも焙煎したてのブルーマウンテンである。こりゃまた、うめえっ!


焙煎機ご自慢の焙煎機

さて、この「Beans House」の場所であるが、JR船橋駅の南口から徒歩10分。駅前の大通りをまっすぐ国道14号に向かって進むと右手にある。国道14号との交差点(渋滞で有名な湊町交差点)のすぐ手前。コンビニの隣なので、すぐにわかる。
(人によっては15分かかった、という声もあり、京成線をまたぐので、駅からの到着時間は多めに見たほうがいいかも。)

お店に入ると、まずは「ぷ〜〜ん」といい香り。コーヒー独特の匂いであるが、なんといっても最新鋭の高性能マシンのお陰で、そんじょそこらのコーヒー豆屋さんとはちょっと違う。右の写真はその焙煎機である。高温で香りを逃がさずさっと焙煎する。即ち、生豆を買って、好みの状態にローストするのである。

因みに前述した試飲の豆は100gで1000円以上の豆であったが、お土産に買っていったマンデリンなどは、200gで420円ほどで買えてしまう。今なら、3袋で1000円ちょっと、という大セールも実施中。つまり安いのだ。うまくて、安いといえば吉野家のようだが、ここでは牛肉の販売はやっていない。当たり前だ。

なぜ、安いかといえば、ご主人が直接買い付けをする直輸入ルートを持っているとか、云々である。うんぬんかんぬんなのだが、企業秘密でそれ以上は聞けない。うっかり聞いてしまったら、二度と戻ることが無かったはずだ。


コーヒーのこだわりは高校生のときから

「実はねえ、高校生の時に初めてホンモノ(インスタントじゃない)コーヒーを飲んだときから好きでしたね。ドリップの道具を買ってきては自分で煎れてみたんですが、最初はうまくゆかなくて。徐々にちゃんとした味が出るようになって・・・」とは、ご主人のAさん。残念ながら写真は割愛。

筆者も実はインスタントコーヒーじゃないホンモノのコーヒーを初めて飲んだのは高校生の時。同級生と一緒に行った喫茶店でカルチャーショックを受けた。だが、Aさんのように自分で作ってみようとは思わなかった。自分で初めて煎れたコーヒーは東京に出て一人暮らしをしている時だった。

Aさんは、それからはうまいコーヒーしか飲まなくなっという。だからコーヒー豆を売る商売を始めたのであるが、最初はなぜか某新聞社の報道カメラマンという職業を選んだ。


ミロ、見ろ、これらを!おっと、ミロじゃなくてミルだ。(洒落じゃなくて、タイピングミス)
どうですか、コーヒーグッズがずらりと並んでいるでしょ?
ミロだけでもこんなに種類がある。



カメラは今でもやってます!
所狭しと並んだコーヒーグッズ。豆だけではなく、コーヒーを楽しむのに必要なグッズがたくさん並んでいる。
「ミルだけでもこれだけの品揃えをしている店ってなかなか無いと思いますよ。」

そんなAさんだが、コーヒー店を開業したのは、昨年。それまでは一体何をやっていたのかと言えば、若い頃は前述の通りカメラマン。それから写植業で独立。それ以来ずっとこの船橋の地で頑張っていた。今でも、奥の部屋をスタジオとして、そして2階では息子さんをチーフとしたDTP(デスクトップ・パブリッシング)のオペレーティング・ルームになっている。

そう。冒頭に俺達HPの外部スタッフと申し上げたが、この店(というより、有限会社プリントハウス)は、プロフェッショナルなDTPに加え、経験豊富なカメラマンとして参加して頂いているのだ。当然ながら、このページの写真は全てAさんが撮影したものである。カメラは少し前の一眼レフのデジカメ。おそらく100万円クラスの価格がしたものと思われる。

「コーヒー店をやる前は、カメラ店もやってましてね。もちろん本業のDTPは数十年もやってますけどね。どうしてもカメラと縁が切れないのですよ。」

Aさんはアンティークなカメラのコレクターでもある。

さて、紙面の関係でそろそろこの記事を終わろうと思う。その前に、Aさんって、何歳なのか?という疑問も出てくる筈だ。実は私も聞いたことがない。一般の給料が5万円の時代だったということも話されていることから、少なくとも筆者よりもかなり高い年齢であることは間違いない。しかし、Aさんと筆者はかれこれ20年近くの付き合いになるが、まったく変わってない。ということは、昔から老けていたのか。なにはともあれ、高校の時の夢であるコーヒー店を開店したことで、コーヒー好きの俺達スタッフH氏はますます深い結びつきが出来るだろうと予測する。

(2004/6/5  俺達のホームページ・スタッフ)
PS:そうだ。これも忘れていたことだが、Aさんは筆者の結婚式の時のカメラマンもしてくれました。有難うございます。



同店には専用駐車場はありません。なるべく公共機関をご利用になってご来店ください。やむを得ずお車でお越しの方は、近くに市民会館の駐車場がありますので、そちらをご利用ください。


船橋(その1・海老川)]  [船橋(その2・駅周辺)]  [船橋(その3・北口] [船橋の寺町(本町3丁目)

 
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