「俺たち2」管理人による戯言
日記でもない、コラムでもない、単なる戯言。そんな感じ。
筆者は幕張ベイタウン在住のおやじ。結構、歳いってます。はい。
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みんなの選ぶビートルズ


ビートルズ・リマスター盤発売記念
「みんなの選ぶビートルズ213」(トップ10)

1 レット・イット・ビー/レット・イット・ビー
2 イン・マイ・ライフ/ラバー・ソウル
3 ヘイ・ジュード/パスト・マスターズ
4 ヘルプ!/ヘルプ!
5 ストロベリー・フィールズ・フォーエバー/マジカル・ミステリー・ツアー
6 ア・デイ・イン・ザ・ライフ/サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
7 ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード/レット・イット・ビー
8 イエスタディ/ヘルプ!
9 サムシング/アビイ・ロード
10 ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス/ザ・ビートルズ


下のサイトの特集ページから
(カウントダウン・ザ・ビートルズ213)

http://www.emimusic.jp/beatles/

次の2曲を除いては、だいたい予想通りの線だった。「ストロベリー・・・・」が5位というのは、凄いな。おそらく10年前だったら絶対にトップ10入りはしていないと思う。いい曲なんだけど、難しいと思うのだ。6位の「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」も意外。マニアックな曲だと思うのにな。なんかそういう曲が支持されているのは嬉しい反面、ちょっと悔しい。

ビートルズの中から好きな1曲を挙げるというのは凄く難しいことだ。ついこの前もビートルズ好きの何人かが集まって、あーでもない、こーでもない、なんて話していた。でも誰もベスト1は言わなかった。勇気が無いな。かく言う私も、言えない。前期と後期の1曲ずつ言えと言えば・・・。うーむ、それでも難しい。

こういう企画はなにも今に始まったことじゃないし、きっと今後もあるだろう。中心となっている人たちはその時代、時代で20代〜30代の方々だ。今回の集計のコアの人たちはビートルズをリアルタイムで知らなかった世代だと思う。あと二十年くらい経つとビートルズをリアルで経験した世代は激減する。それでもビートルズは永遠に語り継がれてゆく。私は偉そうに言わせてもらうと、ビートルズをぎりぎりリアルタイムで体感した世代なのだ。若い奴らに勝てるのはそれだけ。(苦笑)

2009.10.1

*    *    *


[追記]

yoshiさんがデジタル・リマスター版のボックスを購入されたということだ。しかも、ビートルズものの音源(CD、テープ、レコードなどなど)を初めて買うのに、この大人買い。凄いね、どうも。
私ももちろん凄く欲しいのだが、でも、お高いので買えない。おそらく、ずっとずっと買えないのだと思う。悔しいな。


ザ・ビートルズBOX

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yoshiさんのブログ:http://ameblo.jp/yoshiblog/

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[ 追記 ]

私の周囲にはやたらにビートルズに詳しい人間が少なからずいて、色々なことを教えてくれる。ジョンがあのとき実はこんなことを言っていたとか、ポールは本当はこんな考えだったとかだ。そのときは私もスゲェとか言って感動するのだが、そのうち忘れてしまって、また同じようなことを違う人から聞いたりしてまた感動している。カルトクイズに出そうな、あの曲のあの部分はテープを逆回ししているとか、回転を早くしているとか、フィードバックさせているとか、そういう知識も私に授けてくださる。私は都度感動する。こんなに長く生きていて、まだまだ知らないことがたくさんある。もっとも、詳しい人ならばスラスラ言えるし、そういう人にしてみれば、別に難問でもなんでもないのだろう。

例えば、「When I'm Sixty Four?」という曲で、私は長い間、「歌っているのはポールに違いないのに、なんか声が違う。ひょっとしたらジョージがポールの真似をしているのではないか。」なんて思っていたら、とある人が、「あ、あれは確かテープの回転を速くさせているのですよ。」と教えてくれた。今日は、Wikipediaなる便利なものがあって、調べると確かにそう書いてある。それから、ポールもジョンも担当楽器以外のもの、例えばポールはリードギターやドラムなんぞもやっているというのも長い間私は知らなかった。そういうことも書いてあるね。

で、また新たなことを知って驚いている。それは、ビートルズが解散した後で、ジョンとポールが共演しているのだ。ええええ、そうだったのか。でも、待てよ。そういうことを聞いたことがあるな。結局、誰かに聞いているのに、私の記憶力が無いのだ。これではいくら聞いても、右の耳から入ってなんとやらである。情けない。ごめんなさい。これに懲りずに私の周囲の方々、特にベイタウンのビートルズに詳しい方々、私を見捨てないで、今後とも色々教えてくださいね。よろしくです。

2009.10.6

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待ち伏せ

よくお邪魔する某企業さんの工場の裏の路地に白バイが潜んでいた。その路地は大きな通りにやや斜めになって交差している。その交差点は信号機がついているので、もちろん大きな通りと言えども赤信号になれば止まらなくてはならない。それは当たり前。でも、狭い交差点だからか、黄色から赤になり始めのときにうっかり通過してしまうこともある。と、思うんだ。私はその交差点のことをよく知ってるからちゃんと止まるけど。

で、お巡りさんは、その微妙なタイミングで通過する、いや、やっぱ、赤になってしまって、慌てて通過する運転手さんをその脇の路地から出てきて捕まえるのだ。先ほど、やや斜めに交差していると書いたが、その斜めがドライバーからは死角になっている。だから、うっかり通過すると、急にサイレンが鳴って、赤灯が近寄ってきて、たちまち御用になってしまうという寸法なのだ。

うまいことやってるよ。要するに待ち伏せなのだ。お客さんはどんどんやってくる。そうやって仕事があっちから来たらいいよね。俺達は待ってても絶対に仕事が入ってくるわけじゃなくて、こうやって今日もお客さんを訪問しているわけだ。囲碁だっけ、待ち伏せ禁止つうのがあったよね。そう、待ち伏せはずるいのだ。事故を撲滅したいなら、その交差点の見えるところにいて、見張りを効かしていたほうがいいんじゃないのか。

と、国家権力に反抗する勇気も無いので、文句はここまで。で、時間があったので、その待ち伏せをお邪魔した会社の敷地から眺めていたのだ。お巡りさんと私の距離は約20メーター。ちょっと近すぎるのか、なんとなくお巡りさんがバツの悪そうな顔をしていた。でも、赤信号無視のクルマを発見するとサイレンを鳴らし、勢いよくダッシュしていた。狙った獲物は逃がさないという決死の覚悟。そりゃそうだよね。何人捕まえたかというのが今日働いた実績になるわけで、「今日は一人も違反者はいませんでした!」なんて署に帰って報告したら「バカヤローテメェ。そんなわけねーだろ。このクソったれ!」と怒られるんだろね。

約20分くらい経ってお巡りさんはまた戻ってきた。そしてホームポジションへ。私は実はまだ眺めていた。しかも、その会社の総務部長さんも一緒に。お巡りさんが捕り物をしているときに、「やや。まだそんなところにいらっしゃったんですか。」と笑いながら総務部長さんが建物から出てきて、そして、一旦戻り、今度は飲み物まで持ってきてくれた。挙句の果てには椅子まで持ってきた。仕方無いので(笑)、椅子に座りつつ、お茶を飲みながら、二人でお巡りさんの待ち伏せの様子を眺めていた。お巡りさんは、どうもやりにくいね、と言った顔を一瞬我々のほうに向けたけれど、全然気にしてないよ、という体裁をしていた。きっと、嫌な奴らだと思ってるのにね。

総務部長さんは、暫く眺めて、「なんだ。もう捕まえないのかな。」とがっかりした様子。本当は単に外でタバコを吸いたかっただけだったようだ。扇子を出してパタパタしながら、「さてっと、仕事たまってるし・・・。」と言いながら、私に一礼し、建物の中に入っていった。ちょっと振り返り、「あ、椅子そのままでいっすよ。」とやや洒落をかました。「はい。適当に帰ります。」と私は答えて、実はもっといたかったけど帰途に就いた。

2009.10.1

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キングコングとタモリ倶楽部

昨夜はテレビ三昧。キングコングはもちろんリメイク版。キングコングは、恐竜の棲む島にいるのだが、その島の怖さといったら、ハンパじゃない。原住民も凄いし、なんと言っていいやら。ティラノザウスルとか、その(Tレックスの)ちっちゃい奴もうようよいるし、ヘンな虫の化け物や、人食いコウモリとか、もう大変なのだ。虫の化け物ははっきり言ってキモイ。あんなのに殺されたくない。

そんな中で、主人公のナオミ・ワッツが何度も大ピンチ。あまりにも凄すぎる。最後にはコングに助けらる。ナオミ・ワッツの恋人役はあの「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディ。ああいった冒険活劇には不向きじゃないかと思う。はっきり言って、ミスキャストでしょう。それに、どうも「戦場の・・・」の映画のイメージが定着していて、なんかヘン。ナオミ・キャッツは可愛かった。でも、最後のシーンは、なにもエンパイアステートビルのてっぺんにコングを追って登らなくてもいいのに。ま、色々あるけれど、ビジュアルのリアリティには驚き。CGの技術って格段に進歩したんだね。もちろん、おかしな部分が多々あり過ぎて、それを論ずるのも馬鹿馬鹿しい。あまり小難しいこと考えなきゃ非常に面白い映画であることは間違いない。

昨夜のタモリ倶楽部も良かった。楽器モノ。韓国の珍しい楽器が出てきた。ゲストは浅草キッドとマーフィー・フリードマン。マーフィーの出る回は毎回楽しみ。彼はギターもうまくって、ユーモアもあるし、面白い。昨夜のも、韓国の打楽器を叩きながら「へたな演奏しているので恥ずかしい」と本年を漏らしていた。そこが一番微笑ましかったかな。あと、けたたましい音の出る小さいほうのドラを「この音好きじゃない」と言っていた。わかるなあ。また、琴(カヤグム)を奏でるチマチョゴリのお姉さん(でも既婚者)が美人だったのが嬉しかった。ソラミミアワーのマイケルジャクソンの曲には超笑った。

2009.10.3

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原稿を紛失する

最近の話ではない。
昔の仲間と電話で話していたら、そんな話題になったので、ついでに自戒を込めて書いておく。

印刷とか広告などの仕事をやっていると、クライアントから様々な原稿を貰う。紙にちゃっちゃっと走り書きしたものや、手書きのイラスト、ワープロつくった原稿用紙、また、FD(フロッピーディスク)、MD、CDに書き込みしたデータや、紙焼き(写真をプリントしたもの等)、ポジ(リバーサルフィルム)、CADのデータ、機密資料、書籍等など諸々。中には非常に高価なものまである。

白状すると、私は過去に何度か原稿を紛失したことがある。もう20年近く前のことだ。あの当時、一日10件以上のクライアントを廻っていて、色々な原稿を貰っていた。なにがなんだか分からないうちにどこかに原稿が紛れこんでしまったのだ。整理整頓できていなかったのだ。ただ、幸いなことに無くしてしまったものは代替の効くものだったので、お客さんに怒られながら、別の原稿を取りに行ったり、あるいは返却時に陳謝して勘弁してもらったりしていた。

当時は原稿が殆ど現物だった。写真は紙焼きで貰っていたり、またはポジフィルムでお預かりしていた。だからひょっとしてこの世に一枚しかないフィルムだったりすることもある。大抵高価なフィルムはデュープといって、複製するのだが、こだわる人はクオリティが下がると言ってオリジナルのほうを出してくる。また、名士さんが国宝級の品物を気軽にぽんと出して、あ、これ、撮影しておいて、みたいなこともある。もちろんそんな凄いものを預かった場合には慎重に慎重を重ねて、絶対に間違いの無いようにする。

当時、同じ会社の他支店の者が有名カメラマンの作品のオリジナルポジを一枚無くしてしまった。全社を挙げて捜索をした。しかし、2、3日かかっても見つからなかった。幸いなことにデュープをしておいたので、それを言って許しを乞うた。だが、クライアントは激怒する。「信用問題だ。オリジナルを絶対に見つけてこい。」と言った。それもそうだ。それから暫く経ってどうにも見つからないので、その後弁償金を払ったそうだ。社内回覧板で見たら、確か400万円だったと思う。他社のケースで1500万円を弁償しているケースもある。へたするとそういうことで倒産する企業もある。原稿紛失というのは凄く痛いのだ。

これも昔、昔の話。某社(大企業)の某さんが当時割合アイドルっぽいタレントさんのポジを出版社からお預かりした。衝撃のワンショットなのだ。ちょっとまずいやつだ。ちゃんと処理をしないと出版物には使えない。某さんは得意気になってそれを同僚などに見せてまわった。私も見た。へえ、このタレントさんってこんなことするんだ、なんて驚いた。ふと見ると、オリジナルのポジだ。私は、それ、大丈夫っ?って聞いた。不吉な予感がしたのだ。案の定、数日後にポジが紛失した。社内は騒然とした。もちろん大問題だ。ゴミ箱、ゴミ捨て場まで捜索した。出版社への対応も大変だったようだ。某さんはそれが元で確か退職した。

で、そのポジは何年か後に見つかった。それは今私の手元にある。なんてね。それはウソ。そうだとしたらドラマチックなんだけど(というか本当にそうだったらこういう文章は書かない)、実際にはとうとう見つからなかった。アングルが違う別の写真を使って問題の本(写真集)は出版される。だけど、何年か後に無くなったはずの写真が何かの特ダネ本に載っていたような気もする。いや、そんなまさか。見間違いかもしれない。今はそのタレントさんのことを覚えている人は少ない。私も記憶の隅っこにようやく残っている程度だ。

2009.10.3

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ノルウェイの森

ご存知、村上春樹の1987年の作品。発売から二十年以上が経っている。2010年に映画が公開されるというので、またもやブームがやってくる。巷で騒いでいるから、私もダンボールに入ったもう読まなくなった書籍等の中から同書を引っ張り出して、読んだ。あの当時、赤と緑のカバーの上下2巻が平積みになっていたのを鮮烈に記憶している。しかも、ビートルズの曲のタイトルがつけられているからというだけで衝動買いした。少し待って文庫本になってからのほうが良かったかもしれない。

で、今回、読んだ感想は、と言うと、この歳になると小難しい理屈じゃなくて、もっとストレートの恋愛モノを好むようになったかもしれない。つまり、私の好みではないストーリーだった。もっとも、一度読んだことがあるからというのもあるし、同時並行して何冊かの小説を読んでいたのもあるかもしれない。むしろここ数ヶ月の間に涙した何冊かの小説のほうが良かった。村上春樹のような頭のいい人の作品は斜に構えて読んでしまうからだろうか。大成した小説家に対する嫉妬があるのだろうか。村上春樹という人物そのものは多くの人々と同様に敬愛しているのだけれども・・・。

ビートルズの楽曲は「ノルウェーの森」である。
村上のは、著作権の問題等で、名前を微妙に変えているのかな?

Wikiに拠ると、「ノルウェイの森」の上巻は、「世界の中心で、愛をさけぶ」(片山恭一)に抜かれるまでは単行本の売り上げナンバーワンだったらしい。なるほど。小説のハードカバーなんて1年に1冊買うか買わないかという私が持っているくらいだから相当売れたのだろうね。ビートルズファンがうっかり買ってしまったというのもあるのかも。

「世界の中心で、愛をさけぶ」は原作は読んでない。映画はテレビ(PC)で観た。不覚にもぐっと来てしまった。こういう映画は家族と一緒にには観たくないね。特に子どもの前では。(笑)

2009.10.3

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2009/10/4
しばざ記 735
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