ベイタウン旅行倶楽部

ユーカリが丘 アクアユーカリ


「ユーカリが丘」という洒落た名前の場所が千葉にあるなんてご存知無い方も多い。以前、当サイト宛に、「地図でユーカリが丘」という場所を見つけて、素敵な名前なので、こちらのサイトで取り上げてないかと探したのですが、ありませんでした。もしユーカリが丘」についてご存知でしたら教えてください。」というような内容のメールを頂戴したことがある。

そう、以前からベイタウン旅行倶楽部でも取り上げようと思っていたのだが、実は、同地についてはあまり詳しくない。当サイトの主幹である私、ザキは一時仕事の関係で、296(国道)を何度か上り下りしていて、駅の前を何度か通過したことがあるくらいで、実際この地に降り立ち、そしてこの地を歩いたことが無かった。

しかし、私もユーカリが丘には興味が無いわけじゃなくて、以前から気になっていたことは確かだ。国道16号線から佐倉方面へ向かうと、郊外型飲食店の並ぶ勝田台を過ぎ、そして高層マンション(この辺りでは唯一のタワー型マンション)の立ち並ぶユーカリが丘。なんとなく、ドラマチックな展開である。この高層マンション、今から何年前に建ったのか記憶が定かではないが、10年前くらいに印旛沼のほとりから眺めたことがあった(記憶違いかもしれないけど)ので、もちろん、ベイタウンの中に建つ二つのタワー型マンションよりも先輩なのだ。

まして、ユーカリが丘って、かなり以前から都会的な雰囲気だった。駅前にはホテルもあるし、大きな商業施設もある。何故この地だけがこんなに都会的なのか下調べしていないので、分からないが、大手の不動産会社が計画的に作った街なのだろう。だいたい、この街のためだけの専用モノレールがあるのだ。これだけの小規模なモノレールの軌道があるのは、今走ってるかどうか分からないが、神奈川県の向が丘遊園のモノレールくらいじゃないのか。おそらく今は無くなってしまったドリームランドのモノレールよりも小規模だと思う。

そのモノレールの軌道は、まるで投げ縄のような形。全部で5つの駅。それぞれの駅名が「ユーカリが丘」(始発・終点)、「地区センター」、「公園」、「井野」、「中学校」、「女子大」という。めちゃくちゃシンプルっているか、固有名詞じゃないところが凄い。恐れ入った。そういえば、「井野」(これは固有名刺、っていうかこの辺りの地名)には私の後輩が住んでいる。(一度泊まったことがあったぞ。)


ユーカリが丘・タウンガイドのページから。左端は、駅前の大規模商業施設「YOU! PLA」。

アクアユーカリの外観。
さて、表題に「アクアユーカリ」という文字があるのに、なかなか関連する文章が出てこないとお思いの方もいらっしゃるかと思うので、いよいよその話題に入ろうと思う。2月20日、雨が久々にほぼ土砂降りに近い状況の中、夕刻、行ってみた。妻のベイタウン内の友人からチケットを頂いたからである。つまり、せっかくだから、というくらいの気持ちで行った。

出かける前までは、どうせ、というか、その辺の健康ランドとか、大きめの銭湯くらいにしか考えてなかった。ところがどうだ。実際に行ってみたら、いやいや、実に凄い。健康ランドとか健康センターマニアと自負する私(色々な場所に出没している)だが、最近の最大の収穫である。これならスパリゾートと呼んでもおかしくない。ヘタするとあの常磐ハワイアンセンター(旧称?)よりも上質なのではないかと思ってしまうくらいだ。

とにかく広い。大きく分けると、水着で遊べるゾーン(男女)と週代わりで男女が入れ替わる二つの浴場、そして休憩ゾーン。どこも広い。特に、プールはでかい。まあ、プールと呼ぶには水深は1メーターそこそこなのだが、こんな都会チックなビル群の中にこのような大きなプールがあるなんて、信じられないくらい大きい。更に、外にもプールがある。水着を着て入る温泉と言うのが正解なのだろうけど、でも、こういう街中で、水着で外に出られるっていうのは、面白いと思う。カップルなんかで行けばもっと面白い。今回は雨が降っていたから、あんまり外へは出なかったけど、次回行ったら、是非とも外でゆったりしよう。(笑)

外と言えば、別に露天風呂もある。温泉の成分が入っていて、気持ちがいい。もちろん、中にも色々な種類の風呂がある。たっぷり風呂を楽しんだ後は、どこにでもありがちな休憩室、、、なのだが、ここの優れたところは、先ほど説明した外のプールを見下ろすようなつくりになったいる。さながらリゾートホテルの中庭のプールを見下ろすようだ。そりゃ大げさか。

とにかく気に入った。妻子も大喜び。また是非行きたい。その前に、千葉みなとの「わんぱくランド」跡の「アクアリンク」(だっけ?)も併設して健康センターのような施設が出来たらしいので、そちらも行ってみなくては。あちこちにそういう施設が出来るのは選択肢も増えて嬉しい反面、若干、食傷気味なところもある。

2006/2/20 Zaki



ユーカリが丘の地図
(もっと詳しくは、ネットの地図等でご覧ください。)


アプローチとしては、分かりやすいのが、海浜幕張駅の通りからイトーヨーカ堂の脇を経て14号を渡り、武石インターを通過する通り。あそこをずーっとまっすぐ八千代方向へ。そして296号線に突き当たったら右。あとは道なり。というのが一般的かな。東関道の側道を北東へという裏道的なアプローチもある。

296を走っていると気になるのが外食産業の多さ。なんか一通り揃っているという感じ。船橋のほうからずーっと佐倉まで走行するとお店を見ているだけでも楽しい。当然ながらあの道を走ると、どこかに立ち寄って、満腹になってしまう。(笑)

話は変わるが296の街道沿いにもベイタウン旅行倶楽部で是非取り上げなくてはならないなかなか趣のある街や名所があるので、いつか必ずやりたい。

2006/2/20 Zaki


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追記: 再びユーカリが丘に行きました]

2007年9月28日。仕事の帰りに日没近くに、京成ユーカリが丘の駅頭に立った。本当は仕事帰りというよりも、急に行きたくなって、行ってみたのだ。その時の写真や、リポートなどは近々アップしようと思う。なんせ急だったし、夕刻だったので、たいした写真は無いけれど、昨年来気になっていたモノレールも肉眼で(笑)見たし、結構満足。次回はもう少し早く行って、モノレールに乗ってみたい。いい歳したおやじが、と我ながら情けない。

右は京成ユーカリが丘駅前のオブジェ。

2007/9/30 Zaki




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