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鹿野山・神野寺
(かのうざん・じんやじ)
寺伝によれば、飛鳥時代に聖徳太子によって開かれたといわれ、天正19年(1591)に徳川家康が佐貫藩主内藤家長に伽藍を造営させて以来、霊場として栄えた。
(出典・君津市のホームページ) |
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私は木更津で育ったので、比較的近い鹿野山にはもう何十回、いや百回以上は訪れていると思う。今回はご紹介しないけど、山頂から少し海側に下ったマザー牧場や、桜のシーズンだったら、北東方向からの桜の古木が並ぶ登山道(車道)は実にいい感じだ。それから、あまりにも手軽に行けることで、東京湾の向こうに見える富士の夕景や、ありきたりの言い方だが、宝石箱の中を覗いているような東京、横浜の夜景などを観に行くこともあった。
ところが、あまりにも行き過ぎて、30歳代以降には行くペースが鈍った。忙しくなったのもあるけど、飽きたといえば、飽きたのかもしれない。それでも、初詣などは実家に行ったついでにここに来ることが多い。それに、時々むしょうに登ってみたくなる。たかだか標高300mそこそこの、たいしたことない山なのに。ん〜、結局好きなんじゃないか?(笑) |
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1月3日。真冬なのに暖かい。まだ紅葉も綺麗だ。低山だから?
でも、時々、ふもとの君津や木更津ではあまり降らない雪が鹿野山の頂上付近で大雪になっていることがある。
今から十数年前、大雪の時に鹿野山に一人で来たことがある。そりゃもう見事で・・・。
ただ、カメラを持ってなかったので、そのときの記録が無い。今のように気軽にデジカメを携行している時代じゃなかったから。 |
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ちょうど本堂にいたとき、お坊さんたちが「ほら貝」を吹き、鐘(?)を鳴らしながらやってきた。新春のご祈祷のために本堂に入るのだ。
お坊さんが一般の参拝客と一緒にお堂に出入りするというのは初めて見た。こういうのって裏口(?)からこっそり入るもんだと思っていた。
それにしても、デーハな衣だ。 |
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本堂。
神野寺はなかなか立派な寺である。しかし、この寺の知名度が一気に高まったのは、「トラ騒動」。今の若い方々はご存知ないと思うが、ここでは敢えて説明しない。
かつては、放し飼いの鹿がいたり、動物園があったりと、奈良のお寺にも負けないいい雰囲気だったのになあ。残念。
因みに、私が小学校3年くらいの時、鹿に餌をやっている写真が手元にある。 |
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狭い参道にはぎっしりと露店が並ぶ。正月は神野寺が一年で一番賑わう時。あとはひっそりとしていて、それがまた趣きがあって、私は好きだ。 |
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九十九谷。(くじゅうくたに)
ときどき他県の方は、ツクモ谷と呼んだりする。呼称はどうでもよいが、ここから(鹿野山カントリー倶楽部の辺り)の景色は最高だ。
とても、300mそこそこの山という感じじゃないでしょう?
中央辺りの白っぽく見えるところはゴルフ場。冬よりも夏のほうが緑で埋まっているだけに景色は良い。 |
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鹿野山から見た東京湾越しの富士。
やや逆光になりかけていたので、イマイチ、コントラストに欠けるが肉眼では十分絶景である。
ここから見ると東京湾はまるで大きな湖のようである。対岸は横浜や横須賀。右手に見える灯台のようなものは、東京湾観音である。沖合いの船の安全を祈っている。
とにかく、鹿野山は東京湾を見るのに、最高のロケーションなのだ。なぜ私が、鹿野山が好きなのか、この写真からお察し頂きたい。 |
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