ベイタウン旅行倶楽部
ゴレンジャー in 千倉温泉 (Nackyのブログより)

かねてからの予告通り、12/4〜5の週末は地元の中年ミュージシャン仲間達で、南房総の千倉まで骨休み温泉旅行とライブツアーを敢行した。幕張を代表するシンガーのTackey氏とソングライターじょん吉氏の「みんなで温泉行きたいね…」の呟きから始まったこの企画、いや〜実現までは本当に遠い 道のりだった!

そう、オッサン達は日々の激務や家庭で疲れ果てているのだ。そんな口から「温泉でノンビリしたい…」なんて妙にユルい願望が思わず発せられるのを、いったい誰が責めることができよう。そう思っても仕事や家庭で実現させることなんて夢のまた夢。なら、俺が実現してやろうじゃないの!遠い道のりだ が、今さら苦労は買ってでもするんだ自分!

…と、まずはオッサン達の週末の予定が合わない。全員が多忙なことと、特に天才ピアニスト&ソングライターのtomtom氏は、日本でも有数の名医に数えられる開業歯科医。土曜の診察を休むことは至難の技なのだ。自分も毎週当たり前のように土日出勤なので、自身のドタキャンの危険性も高い。こうした苦労の末、温泉&ライブへの志の高い(?)5名の参加が決まった。進め!ゴレンジャー! いやオジンジャー!

*参加者
Tackey(Vo、G)
tomtom(Key、Vo)
じょん吉(B、Perc、Vo)
Bossao(G)
Nacky(Vo、B、G、Perc)

飛入りゲスト:天災ベーシスト(B)

行き先は色々と迷った末、伊豆はチト遠いし、群馬や長野は行き帰りの高速の大渋滞で却って疲れてしまうのでアカン、東北は既にかなり寒そうだってことで、都心を通らずに行ける南房総に決定。なかでも千倉は、女房の実家があるので勝手が分かっている上に知り合いも多いし、海もキレイだし老舗の温泉宿もイケてる店もたくさんある。冬期の温暖さも魅力だ。

宿のブッキングは知り合いのナイスなワインバー「リブロス」のマスターにお願いし、老舗の千倉館に泊まり、リブロスでアコースティックライブを行うことも決まった。あとは実行に向け全員の予定調整あるのみ。

土曜の朝にライブ用のPA機材を積み込み、tomtom氏をピックアップして、一路ランチを食べる予定の勝浦へ。勝浦といえば、もちろんご当地 スーパーB級グルメの“勝浦式担々麺”である。“勝浦式担々麺”が何物か分からない場合は、是非ググられたし。この激辛麺のスープまで飲み干し、太平洋沿いの国道を走っていざ千倉の街へ。

果たして、千倉の夜は真剣にサイコーだった!老舗旅館の囲炉裏端で食べる地魚海鮮の炭火焼料理と癒しの湯、リブロスでは美味しいワインを飲みつつ、千倉にIターンして住んでいるアーティストの方々や沢山の地元の人たちと触れ合いながら、いつまでも終わらない宴とライブに酔った。ライブの事前練習 は何もできないまま臨んだのだが、天才tomtomのピアノはどんな曲でも奏でてしまう。Tackey氏はいつもの圧倒的な歌唱力と饒舌なMCで店内を湧かせ、ボサオ氏のスムーズなギターは曲に彩りを添える。じょん吉氏のハートフルな歌声と笑顔はみんなをなごませ、飛入りのベーシスト・柴崎氏は華麗にAORを奏でる。そして自分はベースとアコギを弾きながらオリジナル曲を歌い、有名曲ではお客さん全員と大合唱。本当に本当に楽しい最高の夜だったのだ。

そして一夜明け、房総南端の白浜を周遊後に、本日のランチを求め内房の竹岡に向かう。そこでは、勝浦式担々麺と並ぶ房総スーパーB級グルメ“竹岡式ラーメン”を食べる予定だったのだが、あまりの長蛇の列に予定を変更し、さらなる房総B級グルメ“はかりめ丼”を求め、富津に向かう。しかし、ここでも長蛇の列に阻まれ店を変更。別店で“はかりめ丼”には何とかありつくことができた。

こうして、幕張オヤジミュージシャンの南房ツアーは無事終了。Tackey氏の「温泉に行きたい…」の呟きから始まり、企画から計画・実行までは本当に大変な道のりであったが、参加者や千倉の皆さんの満面の笑顔を思い起こすと、予想を超えた大成功に終わったといえよう。特に、開業医である為なかなかみんなと予定を合わせられないtomtom氏が、苦心して予定調整し参加できたことは大きかった。

自分のバンド・Blue Color Unionは既に解散し、地元のベイタウン中年バンドも今年で解散という状況の中、自分的にもひと区切りをつける意味でも、多少ムリしてでも実現できて本当に 良かったと思う。最後に、ライブ場所をご提供頂き、地元に告知して頂いたリブロスの小宮様に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。



Photo: 囲炉裏を囲んで炭火焼料理を堪能(ツアーにデジカメを持っていくのを忘れたため写メによる低解像度)。この食事の後、ワインバーまで移動して5時間もライブを繰り広げたとは思えないユルさ加減だ。


Photo: リブロスで熱唱するTackey氏と数時間座りっぱなしで演奏し通しだったtomtom氏、そしてカホンを演奏するじょん吉氏。同じく低解像度なので許されたし。


■千倉館
http://www.chikurakan.net/

■ワインバー・リブロス
http://www5a.biglobe.ne.jp/~bugyosho/liblos.htm

■ノリノリのガラスアーティスト・大場匠さん
http://www.nexyzbb.ne.jp/~glassfish/site1/TOP.html

■イラストレーターのみうらし〜まるさん
http://www.chikurakankokyokai.com/ryokan/criater01.html

2010.12.6

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Nackyさんについて(Mixiから自己紹介)

趣味は“楽器とバイク”という、昭和の不良高校生のようなジジィです。休日はバイクor自転車に乗るかイジるか、野外ライブをするしか過ごし方を知りません。よって、雨の休日は廃人です。

 とにかく2つの車輪しかない不安定な乗り物が大好き。モーターサイクルやMTBでムチャ走りをしての生キズが絶えません。また、ギターやベース、ピアノなどの楽器を与えると制止されるまで弾き続け、自作のヘンテコな曲をその場で作りながら歌い続けます。ロックやファンク、ジャジィな曲やクラブ調もOK!ジジィはジジィでも、スーパージジィを目指して日夜努力中。若い女性からはモテないが、オバちゃんやガキんちょ、オカマに対してはいつも爆発的なパワーを発揮します。家庭や仲間うちでの呼び名は「人間に最も近いサル」。

※僕等のバンド「Blue Color Union」では、女性ボーカリストとドラムorパーカッション(男女問わず)を募集中!ボーカルは、僕のオリジナル曲(日本語詞&英詞)を、ご自分の解釈で表現できる、ウィスパーからパワフル&ソウルフルまで歌える音楽性の幅広い方を希望します。もちろんオリジナル曲の持ち込みもOK!ばっちりアレンジします。ドラムはパワーよりもグルーヴを大切にできる方がいいなあ。(ライブ活動は頻繁です)

 仕事では長年関わっていたHonda F1の仕事を辞し、イタリア車の広告制作を経て、現在は港区の某広告代理店のクリエイティブディレクター。なんだか偉そうに聞こえるが、要は宣伝を作る上での何でも屋さんです。元来クルマ/バイク/レースのスペシャリストですが、今はなぜか女性下着のスペシャリスト。ご面倒な広告制作の仕事、よろず引き受けますのでご指名ください。
 


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