ベイタウン旅行倶楽部

秋田の友人の結婚式に行くのを兼ねた旅行(回想)

最近まともな旅行をしていないので、ずっと前の旅行の話を掲載することにする。
今を遡ること18年前。なんせ古いことだから色々忘れていることもあるけれど、表題の秋田の旅は割合記憶が鮮明。まだ子どもがいなかったときで、若いし自由が利くからかなり無茶な行程の旅だった。車中泊と、ホテル2泊の計3泊。仕事が忙しかったけれど、上司の嫌な顔をされつつ強引に月曜も休みをとった。

出発は、10月中旬の金曜日の夜11時30分。その頃は行徳に住んでいた。浦安から高速道路に乗り、首都高中央環状を経て東北自動車道で岩手を目指す。ルートとしては、小岩井農場〜盛岡〜八幡平〜田沢湖(泊)〜角館〜秋田(泊)という予定。



朝の小岩井農場

10月の中旬で、まだ都内は暖かいのだが、途中、おそらく記憶では那須の辺りのパーキングでクルマの温度計は氷点下を指していた。高速道路のところどころに設置されている温度計とほぼ同じ数字を表示するので、だいたい正確だと思う。それにしても、深夜とはいえ、10月中旬で氷点下とは驚いてしまう。まるで登山にでも来ているようだった。

そもそも渋滞を避ける為、また一日得をする為に深夜の出発だった。だから福島辺りの高速道路のパーキングで車中泊をしてという計画だった。しかし、意外にも仙台辺りまでスムーズに走破してしまう。妻も運転できるので、途中で代わってもらったかどうかは記憶にない。そんなわけで、仙台近辺で休憩はとって、まだまだ行けるとばかりに最初の目的地の小岩井農場まで行ってしまう。もちろん、その近辺も氷点下だった。朝、5時半、駐車場にクルマをとめて寝る。

何時に起きたかは記録に残ってない。おそらく小岩井農場のオープンする時間帯まで寝ていたのではないだろうか。小岩井農場からは岩手山がとても綺麗に見えた。そして適当な時間を見計らって、今度は盛岡に行く。盛岡は特段用事や目的があったわけではない。でも、地方都市を散歩するのが大好きなので、単に風光明媚な場所だけを旅するよりも楽しい。

盛岡は想像以上にいい街だった。落ち着いていて、綺麗で、街の人もなんとなく明るくて、そんな感じに見えた。よく考えてみると、それまで岩手にはちょろっと来たことがあったが、盛岡に行ったのは、まして市街を歩いたのは初めてで、非常に感激だった。

盛岡市を出て、明るいうちに田沢湖まで行きたかったので、急いで八幡平の有料道路を登る。紅葉は息を呑むほど美しかった。行程が詰まっていたので、写真に残しているかどうか不明。まあただ、デジカメが無い時代だったので、写真を撮ったにせよ、ごくごく少ない枚数だと思う。

夕もや迫る田沢湖を見て、それからホテルにチェックイン。食事をしながら飲んで、そして温泉にたっぷり入る。疲れていたので、どろどろに寝る。


角館の紅葉がこれまた見事

八幡平の紅葉は確かに期待していた。でも、標高の低い角館の紅葉はまったく期待していなかったので、驚き。とにかく美しいのだ。嬉しい誤算とはこのこと。紅葉を愛でながら風情のある角館を散策した。有名な武家屋敷や、大きな味噌蔵の見学もしたし、昼食には稲庭うどんも食べた。腰があってうまいうどんだ。稲庭うどんは都内などで食べたり、以前お土産に乾麺を貰って食べたりしたことはあっても現地で食べたことがなかったので感激。

疲れたので、コーヒーブレイク。
というか、また今度。

2010.11.12 Zaki

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