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白馬岳(杓子岳と白馬鑓ヶ岳) 上の続き。 探し物や片付けものをしていると、昔の写真とか昔の本が出てきて、暫く見入ってしまい、結局本来の目的がまともに遂行されなかったということが往々にしてある。昨日はまさにそんな感じ。その100年プリントの白馬岳シリーズに見とれていた。1984年、友人と2人で大雪渓から白馬岳(2932m)に登り、白馬山荘に泊り、杓子、鑓と歩き、標高2,100mの鑓温泉に入り、猿倉に下山というルートだった。1日目はまずまずいい天気だが、2日目は雨の山行だった。雨の山もしとしと降るぶんには静けさと趣があっていいもんだ。あー、山登りがしたくなってきた。 |
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上の写真は(白馬)村営小屋辺りから見た杓子岳(左)と鑓ヶ岳。
2日目に鑓ヶ岳には登ったものの、視界が殆どなく、雨も降っていたため、通り過ぎるだけだった。杓子岳は登らなかった。
以下、その山行の写真を少々。
そのときに携行していたカメラはおそらくペンタックスの小型一眼レフMXだったと思う。
左:猿倉の駐車場から見上げる白馬岳。日の出。いい天気のようだ。
右:白馬尻。この少し上が大雪渓の取り付き。天候が怪しくなってくる。
左:大雪渓。スケールは、左側に登山者が一列に並んで登っているで対比されたし。
右:ところどころクラックがあって、恐ろしい。
左:若き日の私だ。今じゃ考えられないくらい馬力があった。
右:とは言え、行けども行けども雪渓は続くのだ。かなりしんどい。
左:雪渓の傾斜はこんな感じ。雪渓を歩くにはアイゼンが必要。
右:猿倉のほうからどんどんガスが上がってきている。
左:あっと言う間にガスで覆い尽くされ下界は見えなくなった。
右:雪渓の上部はこのようにズタズタになっている。
左:もうすぐ稜線。最後の登りだ。この辺りは視界が開けた。
右:同行した友人。頑張れ。
左:そして夕刻、白馬山荘に到着後、荷物を置いて、白馬岳山頂に。視界は極めて悪い。
右:時々、ガスの切れ間からこんな景色が。
左:白馬山荘に一旦戻り、夕食後の散歩に白馬岳を少し降りると、ガスがどんどん引いて、
白馬岳がくっきりと姿を現した。赤い屋根の建物が宿泊する白馬山荘。
右:黒部峡谷を挟み、剣岳もくっきり見えた。
左:一方、長野県側は雲海の下。気分は最高。
右:翌日、雨の中を粛々と歩き、そして鑓温泉に到着。
標高2100mの雲上の温泉だ。気持ちいい。 |
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2009/2/23
しばざ記 631 |
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