「俺たち2」管理人による戯言
日記でもない、コラムでもない、単なる戯言。そんな感じ。
筆者は幕張ベイタウン在住のおやじ。結構、歳いってます。はい。
しばざ記


「矢野顕子
文句なしで「天才」と言えるのはこの人を置いて他に無い。
我が国における国宝級の女性アーティストだと断言したい。


鳴り物入りで登場し、こいつはきっとすぐに廃れるだろうな、なんて思っても、ずっと第一線で活躍しているアーティストはもちろん多い、しかしその陰で、まったくダメになってしまった、いわゆる一発屋もいる。たいがいは運が悪かったりする。元々実力が無くて、あっと言う間にメッキが剥げて、という人もいる。でも、矢野顕子は、少なくとも最初から凄いし、今でも凄い。こんなアーティストはなかなかいないのではないか。

写真は、左から・・・デビューアルバムの「ジャパニーズ・ガール」、そして音楽性もジャケットもびっくらこいたのが「ごはんができたよ」、NYに移住して初の「ラブ・ライフ」。この辺りが私のお薦めアルバム。もちろん今、BGMは矢野顕子。


2009/1/18
しばざ記 618


*     *     *


コメント



耳が無茶苦茶いいらしいですね。
一緒にレコーディングした佐野元春が「佐野くーん、今ちょっとズレてたのわかった??」って何度も何度も言われたらしい。


投稿: yoshi | 2009年1月15日 (木) 22時58分




私、大好きです。パット・メセニーの音楽に共通するものを感じます。実際にメセニーの“シークレット・ストーリー”では1曲歌たってますし、歌詞も提供してますしね。
矢野顕子のソロアルバム“Piano Nightly”は最高に好きです。


投稿: KAZ | 2009年1月15日 (木) 23時21分



> 耳が無茶苦茶いいらしいですね。

あ、なるほど。
そうなんでしょうね。

> 私、大好きです。パット・メセニーの音楽に共通するものを感じます。実際にメセニーの“シークレット・ストーリー”では1曲歌たってますし、歌詞も提供してますしね。

矢野顕子は玄人(つまりプロ)にもファンが多いと聞きます。

> 矢野顕子のソロアルバム“Piano Nightly”は最高に好きです。

仰るとおりです。
最高ですね。

投稿: おじちゃん | 2009年1月16日 (金) 00時20分




*     *     *



[追記 その1]
彼女のサポートをしているミュージシャンがこれまた凄い人たちだ。言い返せば、矢野顕子と共演すること自体が一流の証なのかもしれない。


[追記 その2]
私が最初に矢野顕子を聴いたのは、24歳で他界したトシヤの部屋でだ。もちろん当時はCDなんて無い時代だったからカセットテープ。針の拾うノイズが激しい低いクオリティの音だったが、「ほーはい!ほーはい!」と叫ぶ声、「丘を越えてゆこうよ〜♪」というユニークな歌いまわしの彼女に衝撃を受けた。あれから数十年。こちとらかなり衰えてきているのに、未だに彼女は衰えを見せない。妖怪のようだ。

コメント(つづき)



僕も超大好きです!
元々はYMOから入ってその流れで聴いていったのですが、まさに天才!
最初はケイト・ブッシュのフォロワーだと思ったんですが、全然違いました。
昔々、もし自分が間違ってプロになっても、こんな人と同じフィールドで
とても勝負なんてできっこないと、プロになるのを断念させてくれた(?)方です。
2度ほどライブに行きましたが、あまりの素晴らしさに死にそうになりました。

ちなみに、カーディガンズも全部持ってます。
ニーナの声がカワいい!(笑)


投稿: Nacky | 2009年1月16日 (金) 10時55分




> 2度ほどライブに行きましたが、あまりの素晴らしさに死にそうになりました。

凄すぎですよね。

因みにケイト・ブッシュも好きです。


投稿: おじちゃん | 2009年1月16日 (金) 17時34分




昔、朝吹ケイトってのもいましたね。(笑)
確かブッシュ・ケイトにちなんでたかと・・・


投稿: yoshi | 2009年1月17日 (土) 10時34分




ケイトブッシュも好きなアーティストです。

で、ナッキーさんのおっしゃる、
> ケイト・ブッシュのフォロワーだと思ったんですが、

が少し気になって調べてみたのですが、

ケイト・ブッシュがデビューしたのが77年、大ヒットした「天使と小悪魔」の発表が78年。
一方、矢野顕子の「ジャパニーズ・ガール」の発表は76年。つまり、矢野顕子の、日本ばかりかアメリカなどでも評判になったその話題作のほうがケイト・ブッシュのデビューより早いのです。

ということから、矢野顕子がケイト・ブッシュに啓発されていたというのは有り得ないことです。ま、どっちが先かっつうのはどうでもいいことで、ナッキーさんも別ものとして解釈をしておられるのですが、矢野ファンとしては万が一、矢野顕子がケイトブッシュを真似してたとしても、別ものとして皆から受け入れられる作品であれば、何の問題も無いです。

それは四人囃子がピンクフロイドの真似であっても、あれはあれでいいようなことです。(例えが悪い??)

因みに生まれは、矢野顕子=55年、ケイト・ブッシュ=58年です。お二人とも五十台つうことですな。矢野顕子は19歳でお母さん。もうお婆ちゃんなのかしらん。

朝吹ケイトって、グラマーな人ですよね。ビジュアルはしっかり焼きついてますぜ!(笑)


投稿: おじちゃん | 2009年1月17日 (土) 15時10分


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その他 小ネタ


Viewtの生産終了

かなり寂しいニュースだ。大手メーカーじゃ絶対出来ないことやってくれたのが光岡自動車。その代表的な存在だったのがビュート。


限定車も発売されるようだ。
詳しくは以下の光岡自動車のHPで。

http://www.mitsuoka-motor.com/


2009年1月15日 (木)





カーディガンズ

俺達HPに寄稿してくださった佐藤明雄さんのコラム「晩餐会と英語とシルビア王妃」は、納得しながらも、英語の苦手な私には耳の痛い話でもある。うーむ、今からでもちゃんと勉強しなくては、と自分を叱咤するのである。

http://www.oretachi.jp/contents/column/english02.htm

ところで、話の中に出てくるスウェーデンでふと思い出したのが表題の「カーディガンズ」。大ヒットの「カーニバル」は1995年頃。私にとっては90年代なんて非常に新しいことなのだが、しかしもう十年以上も経ってしまっているので驚きだ。

新しい音楽にはなかなかついてゆけない私だけれど、カーディガンズのこの頃の曲は古臭い雰囲気があって、これがまたいいのだ。渋谷系と称されたこともあるお洒落なサウンドである。じっくり聴いていると(昨日クルマの中で聴きまくっていた)、随所にツボがあって、その発見も面白い。


2009年1月16日(金)



コメント


Lifeってアルバムは名盤ですよ〜。
一時期そうとう聞いてました。

トーレ・ヨハンソン最高!


投稿: H | 2009年1月16日 (金) 18時54分




> Lifeってアルバムは名盤ですよ〜。

ですね〜。
カーニバルだけしか聴いてなかったので、まともに全曲聴いたのは後年でしたが、いいっすね。ここ数日、何度も聴いてます。


投稿: おじちゃん | 2009年1月16日 (金) 20時35分



日本語版トーレ・ヨハンソンなら原田知世を聴くべし!


投稿: yoshi | 2009年1月17日 (土) 10時32分




From Amazon.co.uk
Statistics are a baffling thing. They tell us that Sweden enjoys Europe's highest standard of living and its highest suicide rate. Statistics also tell us that The Cardigans are the country's most successful musical export since Abba. This actually makes perfect sense, for the quintet's music is an uncannily accurate microcosm of the country that spawned it--deliciously breezy pop melodies lent just enough bite by Nina Persson's fatalistic vocals. It's a recipe they perfected with unnerving confidence on Life, which exhibits an instinctive familiarity with the pantheon of timeless pop. Burt Bacharach's shadow looms unmistakably over the pensive autumnal strains of "Celia Inside" and "Tomorrow", whilst fragrant indie-pop nuggets such as "Rise And Shine" and "Gordon's Gardenparty" suggest that guitarist/songwriter Peter Svensson spent more than the occasional evening learning his craft from old Smiths records. It is, of course, impossible to discuss intuitive 90s female-fronted pop acts without mentioning Saint Etienne. The appreciation, in this case, is mutual; so impressed were the Etienne with the airy pristine sound of Life, that they were inspired to record 1997's Good Humor in the same Malmo studios. --Peter Paphides

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