ベイタウン旅行倶楽部

天国にいちばん近い墓 (ハワイ)
親しい友人の死。突然で驚き悲しかった。人はいつかは死ぬものだ。
セカチューを見て お骨に関する意識が変わり 散骨に興味を持った。
図書館に通い いろいろ勉強してみた。
当ページの情報は、2005年6月時点のものです。

散骨はビジネスとしても注目されている。でも、僕は単にビジネスだけではなく、魂(たましい)を救える、心のケアもできる、そんな仕事でもあると思う。それに、ハワイは僕が最も得意としている場所なのだ。

悲嘆からの立ち直りのプロセス
1,ショック
2,喪失に気付く
3,引きこもり
4,癒し
5,再生 (これからの自分のために再び新しく生きようとする希望)

確かに散骨は最近はちょっとブームかもしれないが、以前から散骨を希望する人は多かった。
しかし、日本の諸事情ではなかなか難しい。それに、どうせだったら、天国に一番近い島(ハワイ)の散骨のほうが絶対にいい!

「ハワイの散骨を日本で紹介する窓口を作ろう!」と思い ハワイに旅立った。
お墓事情も視察してきた。日本と違うのは ひとりひとりにお墓があるということ。

著者: 高山 忠士(ヌーベックス代表)
かつて、ベイタウン唯一の旅行代理店として、ヌーベルを経営、その後、「国際便利屋」なる新ビジネスを手掛けたりとなかなかのアイディアマンです。加えて、世界中どこにでも出かけてゆく好奇心と、チャレンジ精神を併せ持つ。写真も全て彼が撮影。



再びハワイへ


2005年6月1日
成田空港第1ターミナル。ユナイテッド航空880便 19:20発。
ボーイング777、最新機種だ。エコノミークラスの配列は、2−5−2席。
ビデオの映画チャンネルも選べる。真ん中のD,E,F でなければ、窓か通路。快適だ。

偏西風を背に受け 離陸後6時間30分のフライト。日付変更線を経て、同日朝7時にホノルル国際空港到着。時差マイナス19時間は、日本より5時間早い。でも、1日遅れてる と考えると わかりやすい と思うが・・・。
時差対策として 機内ですぐ現地時間にあわせ、自己暗示!!
でも さすがに 到着日の夕方ころは、眠い。

飛行機から降りると、WIKIWIKI BUS に乗ってイミグレへ移動。
早朝の入国はスムーズだった。入国審査官の3,4の質問後、昨年から導入された指紋スキャン(左の人差し指、右人差し指 )、顔写真撮影をして入国。荷物を取り、税関。個人客用出口を出て携帯をレンタル。基本料金は無料。保険は、1日$3だが、海外傷害保険の携行品があるので不要だ。通話料金はハワイ州内$0.99/分 日本へ$2.99/分 受信は、$0.99/分。成田空港で借りるより安いと思った。
さぁ、ハワイ視察の開始だ。

ちなみに この日は、州制定の「TUBE DAY」。今年は3日にフォート・デ・ルッシーにて盛況なライブがあった。

ワイキキより61号PALI HWY パリハイウェイを東へ カイルアを目指す。
素晴らしい景観を一望したころ 左折 83号 KAMEHAMEHA HWY カメハメハハイウェイを少し走ると 右手に綺麗な芝生の丘 花がたくさん見える
お墓の公園に到着。30分のご機嫌なドライブだった。


関連投稿   >>> 俺流のハワイの遊び方 (高山忠士) 2002年



ハワイのお墓 視察

お墓に向かう車中からの眺め。
ちょっと雲が多いけど、でも景色はどこも素晴らしい。
快適なドライブ。

特徴のある山々が見えてきた。素晴らしい景観。 さて、現地に到着。想像していたようりも広い。というか、あまりにも広大なので、まるでゴルフ場のようです。これからお墓参り(ウォッチング)です。

陰気な感じがまったくありません。

手入れが行き届いている。雄大な景色も素晴らしい。日本の墓地のイメージとはまったく違うでしょ? 戦没者の慰霊碑である。

州のお墓入口。イラク戦没者のお墓もある。
合掌。
豪華なお墓 華僑の方かな?
パームツリーがあるからか、最近の日本の公園墓地に比べてもはるかに明るい感じだ。

ご覧ください。素晴らしい景色でしょう。ハワイの海が墓地から見下ろせるのです。まさにここを天国と言わずしてなんと言いますでしょうか。 パーク内を流れる人口の小川、と思ったのですが、なんと、これもお墓でした。故人は水が好きな人だったのでしょうか。でも、手入れが大変そうです。

この中が骨を入れるところです。(右上の小川のお墓の続き) 花壇のような可愛いお墓。

ブロック(?)のお墓(塚)。右手の椅子もお墓です。故人を偲びながら、ここに座るのかな?でも、失礼にならないか?? プレートに生年月日、命日、名前、メッセージなどが書いてあった。

中央のは、ご夫婦のお墓です。ひとつの石にプレートが2枚。天国でも仲良くしていることでしょう。 プレートだけのお墓。49枚のプレートが埋め込めるようになっている。

素敵なお墓ですね。 海を見下ろす庭園という雰囲気。とにかく景色はバツグンだ。何度もタメイキが出てしまう。

お墓って、生きていた証を表現しているんだと思う。 安らかに眠れ。

まさにパラダイス!地上の楽園という感じでしょ?

これは、家族4人のお墓です。 写真付きです。

写真を撮った後で、向こうの白いTシャツの人に話を聞いたら、ここへよくお墓まいりに来るそうです。故人の思い出話をたくさんしてくれました。 日本風のお墓もありました。

上にも書きましたけど、ベンチになっているのもお墓です。(念のため)

近くにあったら、毎日来てしまいそうです。 再び海をご覧ください。望遠レンズが無かったので、遠くに見えますけど、実はすぐ近くなのです。


いかがでしょうか。
こんな素晴らしいお墓だから、ハワイのお墓は人気があるのです。
今回は、散骨のことについてはほとんど触れませんでしたけど、また機会があったら、その内容までご紹介してみたいと思います。尚、ハワイのお墓、そして、散骨についてご質問などがありましたら、どうぞ、僕へお気軽にご連絡ください。(2005/6/7)

ヌーベックス Takayama ギャン <nvl@mbh.nifty.com>
Tel 043-212-2271 / Fax 043-212-2272


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