ベイタウン旅行倶楽部
氷結した滝を見に行く

トンネルを抜けると、そこは袋田の滝だった。なんてね。とにかく、100円の拝観料を払って(実際にはトンネル通行料)、緩やかな坂道になったトンネルを約100m行くと、突然、上の写真のように、眼前に氷結した滝が立ちふさがっている。圧巻ですよ。2001年01月06日。(写真は、オリンパスC3030Zで撮影)
←(左)凍った袋田の滝は、迫力があります。これが、1月の下旬から2月になると、更に厚く、硬くなり、ピッケルで滝を登るクライマーが訪れます。

↓(下)トンネルではなく、反対側からは、吊り橋でもアプローチできます。



 ↑(上)滝が凍るくらいだから、当然、川も凍っている。写真では良く分からないかもしれないが、表面を厚い氷が覆っていた。この日の気温は午後3時にして氷点下1度。これから、ここを訪れる方々は、防寒に注意してほしい。




(↑)滝の落ち口。ここも表面は完全に凍ってます。違う季節に訪れても、また別の感動がある筈です。但し、この風景に出会うのには、相当の労力が要ります。なんせ、氷点下の気温でも大汗をかきましたから。
 ←(左)滝の上部に登れる階段があり、そこから滝の落ちる様を見下ろせるのですが、これが急でして、さすがにバテました。ですが、ごらんの通り、絶景です。



→(右)全面氷結すると、このようになります。トンネル通行チケットの図柄より。




 ↓(下)滝までは、みやげもの屋が並ぶ。しかし、この季節、人は少ない。もっとも、今回訪れたのが夕方だったこともあるが・・・。


←(左)茨城県大子町は、蕎麦どころでもある。袋田の滝への途中にあった「そば道場」という店。オモテに水車があり、なかなか風情がある。

→(右)袋田の滝周辺には、温泉もあるぞ。写真は、町営の月居温泉。入浴料金は、なんと350円。露天風呂もあります。

袋田の滝へのアクセスは、こちら(下)をご覧下さい。

氷結した滝を見に行く

幕張から袋田の滝へは、常磐道か、東関道の2つのアクセス方法があるぞ!

(1)東関道を利用する方法
ベイタウンにはお馴染みの東関東自動車道を下る。休日でもない限り、まず渋滞はない筈だ。最寄の湾岸千葉から入り、終点の潮来インターまで、1時間くらい。通行料は2,000円弱。そこから51号で北上する。潮来は、5〜6月のあやめのシーズン以外は、混雑は無い。ここから、のんびりと水戸に向かおう。時間に余裕があれば、大洗海岸や、水戸の偕楽園に寄るのもいい。水戸から先もたいした渋滞は無い筈。

(2)常磐道を利用する方法
すいていれば、こちらのほうが圧倒的に近い。三郷から水戸までは1時間半くらいだろう。ただ、幕張から首都高経由でどのくらいのロスがあるかが心配だ。休日なら混む前の7時から8時辺りの出発がベター。問題は、高速道路料金のトータルが東関道の2倍近くかかる。


(3)その他
思い切り時間にユトリのある方は、51号線の旅も面白い。千葉を起点として、水戸まで続いている。夜間走る人向き。

(注)ハンドメイドの地図なので、距離等は正確ではありません。
水戸から大子町までも、いくつかのルートがあります。
ベースはニフティの地図を利用させて頂いてます。
1月6日、急に思い立って、袋田の滝を見に行った。仕事の関係で、久しく遠出していなかったので、気分転換にもいいかな、と思ったからだ。当日、晴天だが、北風が吹きまくり、寒い。幕張を8時半に出発。都内経由は少々だるいので、たとえ下道が長くとも、のんびり走ろうということで東関道を選択した。潮来は、9時半、つまり1時間で到着。ここから、一般道を北上する。鹿島アントラーズの本拠地、鹿島市を抜け、暫く走ると、大洗に着く。ここから雄大な太平洋が望めるので、休憩。11時。まだ、余裕だ。海岸まで降り、写真を撮ったり、息子と追いかけっこをする。冬の海は、めちゃくちゃ寒いので、きちんと防寒具を持ってゆこう。

大洗から水戸は、すぐだ。ここで昼食が理想。暖かい日だったら、偕楽園にお弁当を持ってゆき、ハイキング気分で食べても良い。しかし、これから梅のシーズンになると、渋滞も予想されるので注意が必要だ。我々は、名物の大子町の蕎麦が食べたくて、先を急いだ。といっても、偕楽園の散策に1時間半も費やしたので、大子町の蕎麦屋に入ったのは、14時を過ぎていた。ここで、打ち立てのやや固めの蕎麦を食べる。街道沿いに何件かの蕎麦専門店があるので、是非寄ってほしい。素朴な味わいが嬉しい。ここでも、長居は禁物だ。山の夕暮れは早い。滝見物は、早めに限る。

15時、滝へのアプローチ、神社でいうところの参道に到着。駐車場は、1回200円と、安い。無料駐車場もある。後から分かったが、有料も無料も滝までの距離はそれほど変わらない。土産もの屋が並ぶ参道(といってもいいでしょ)から観瀑用トンネルは徒歩5分。本当にすぐそこ。トンネルの入り口で100円払い、中へ。この100円も安くて嬉しい。チケットの裏側に書いてある能書きを見ると、全長は200mを超える。自然を愛でるのか、自然破壊なのか。まあ、滝を見る為に人間が大自然のどてっ腹に穴を空けてしまった事実は拭えない。その恩恵で、楽に名瀑が見れるのだが・・・。


国道51号線を北上すると、急に海が見えてくる。ここが大洗海岸。つい、車を止めて、海岸を歩き出してしまう。
大洗海岸。夏は海水浴で賑わっているが、この季節、ひっそりとしている。下は、私の息子です。


 偕楽園のお隣にある常盤神社。徳川慶喜の父、徳川斉昭にゆかりがある。もちろん、水戸黄門でお馴染みの徳川光圀にも関係しているぞ。
 水戸偕楽園
(左)好文亭 (右)好文亭中門
偕楽園といえば、誰がなんといっても梅園で有名だ。見頃は、1月の下旬から2月。ただ、一番寒い時期なので、のんびりと観るというわけにはいかないようだ。今回の小旅行では、予定外だったものの、人が少ないので、良かった。入り口には、甘酒も売っているので、寒い時には、お薦め。

作成:2001年01月10日  旅行した人:Shibazaki



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